いよいよお盆も終わり朝晩はやや涼しくなった気もする。
一昨日、8/15は帰省先、地元の花火大会。自宅からは3~4㎞先で打ち上げられていてやや遠目ではあるがしっかりとカラフルな大玉を見ることができる。

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まるでその花火に向かって進むかのように小川には小さな精霊船。

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まだまだ暑い日は続くがなんか今年も夏が終わっていくような寂しさ、切なさみたいなものがこみあげてくる。「きーみーがーいたなーつーは、遠いゆーめーのなかー♪」、どこからともなく甲子園アルプスの応援歌も聞こえてきそうな雰囲気。これぞ日本の夏、キンチョーの夏(ちょっと古いか)。

ちなみにこの精霊船は環境にやさしく水に溶ける素材で作れられていますm(__)m。いずれにしてもこれでお盆のイベントも一段落、ということで昨日は自宅へUターン、帰りも平日ということもありできるだけ一般道を通るルート、往路同様に復路もあちこちフラフラ寄り道しながら福岡方面へ向かって北上。

ネットで見ると大分では「大分県南部交流野球大会」というのも開催中、大分地元の大学、社会人チームに加えてJR九州、Honda熊本、環太平洋大、福岡工業大などが参加してのオープン戦。ギリギリまで大分まで行こうかと悩んだが道中スマホで大分・佐伯の天気をチェックするとかなり怪しかったのでそちらは断念。大きく回り道はせず、熊本市内を通るルートとした。

既に甲子園から帰ってきたチームは新チームが始動。

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こちらの学校はこの夏試合を見る機会があったが2年生のいい投手がいた。

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こちらも新チームが楽しみである。
そして合志市野球場へ到着、こちらではラークスと福岡大のオープン戦がまさに開始されるところだった。

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ラークスは3月に「鹿児島・バス旅」でオープン戦見て以来。都市対抗は出場逃したが楽しみな新戦力がいたので日本選手権に向けては巻き返してくるだろう。

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対する福岡大は先日高校新人戦で見た大濠高校同様に当方自宅の近くにグラウンドがあるのだが試合見るのは結構久しぶり。去年2月の東京ガスとのオープン戦以来!?選手もだいぶ入れ替わっているではなかろうか。春のリーグ戦は優勝、このオープン戦は秋連覇へ向けての夏の強化試合ということなのだろう。糸島EのOBにもこのチームで頑張っている選手がいるが、何とかチャンスをつかんで欲しいものだ。

「背番号10」、主将を担うのは永冨選手、この日はレフト前へうまく運んだヒットがあった。

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この選手も初めて見たと思うが好守・巧打の選手、チームを引っ張って行ってください。

さてこの試合は場内アナウンスもメンバー表もなかったので福岡大の選手は結構名前がわからない選手が多い(^-^;。この日の先発は長身の右腕。

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なかなか伸びのあるいいボールを持っている。福岡大は小柄な左腕・秋山投手がエースとして頑張っているがこの投手のように体格、素質に恵まれている本格派の投手が多い印象がある。1人でも多く秋の戦力になってくることが期待されるだろう。

対するラークスはこちらも長身、サウスポーの龍谷選手(二松学舎大付)。

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合志球場でラークスの試合を見るのは2度目だが前回見た時もこの投手が先発。左打者から見ると外へ逃げていくような大きな縦の変化球と胸元近くへの力のある真っすぐ、対角線をうまく使ったピッチングで好投。

さて名前のわからない福岡大の選手の中で気になったのは外野の3人、「背番号1」の1番・センターの選手。この選手はかなりいい脚していた。

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初回平凡なショートゴロ、それでも1塁は結構ギリギリのタイミングでのアウト。ヒットは見れなかったがかなり楽しみな選手なのではなかろうか、リーグ戦でも活躍しているのかな。

2番・ライトの選手はとても小柄。

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ぱっと見160㎝くらいだろうか。野球は身体の大きさがどうこうのスポーツではないと思うがそれでも小さな身体でこうやってスタメンに起用されているのは普通に感心させられる。ライトの守備でも元気一杯だった、是非に頑張って欲しい選手。

レフトの選手は初回の守備でいいプレーがあった。

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ランナー3塁での大きなレフトへの飛球、「入るかな」とも思ったのだが背中をフェンスにぶつけながら好捕。合志球場はラバーフェンスでもないのでかなり痛かったのではなかろうか。犠牲フライにはなったがいいプレーだったと思う。ベンチから掛かっていた声からすると吉岡選手だろうか。

この試合で最も印象に残ったのは3番・DHで起用されていた選手。この選手もベンチの声からすると「イノウエケント」選手、久留米商出身の1年生、井上選手だろう。まぁよくバットが振れている!

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体勢も崩さんばかりのフルスイングは見ていてワクワクさせられる。この試合では2本ヒットを放ったが逆方向へも鋭いライナー性の当たりが飛ぶ。今年の大学選手権でもスタメン出場して2安打しているようだがやはりバッティングはかなり魅力的。ただやはりこの選手への期待は一発なのではなかろうか。秋のリーグ戦での豪快なアーチを期待したいところだ。

とかなんとか九六、福岡大に詳しい方からすると「何をいまさら」的な内容でしたm(__)m。

対するラークスは新人選手が躍動。3月に見たオープン戦の時からするとすっかりチームにも溶け込んで自信をもってプレーしているようにも見えた。1,2番コンビはともに国際武道大出身、1番の伊藤優世選手(拓大紅陵)はしっかりボールを捕えて3安打。

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前回見た時は守備だけだったがバッティングはコンパクトで脚も使えるいい選手。
2番の井上幸司選手(東海大五)は打球が力強い。

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初回、ライナーでセカンド頭上に放たれた打球はそのまままっすぐに伸びて右中間をキレイに切り裂くスリーベースヒット。ラークスもいい選手が多いので守備や打順が固定されているわけではないのだろうがこの新人1,2番はおもしろい選手達。

こちらは常に主軸を任される鈴木翔太選手(志学館)。両足をくっつけるようなスタンスの狭さ、高々と構えたグリップ位置、思い切り左足をけり出すようなタイミングの取り方…往年の中村ノリ選手を彷彿させる。

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この選手はもう何度か見ている選手だが見るたびに力強さが増していく。その中村ノリ選手バリの豪快なスイングからこの日もレフトオーバーの一発。うーん、「バット投げ」はなかったが迫力十分。

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(ちょうど網目に顔が…)。
代打で豪快な一発を放ったのは當銘選手(沖縄尚学)。

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コンパクトながらとても力強いスイング、まさに「パンチ」があるという感じ。この選手のHRを見るのはまだ當銘選手が大学時代、町田の国士舘グラウンドでのオープン戦だったがその時も代打での一発だった。勝負強さも持っている選手なのだろう。

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ちなみに「とうめい」と読むとばかり思っていたのだがユニフォームの背中を見ると「とうめ」と読むのが正しいらしい。沖縄には同じ漢字で「とうめい」さんも「とうめ」さんも両方いらっしゃるようだ。にしてもユニフォームの背中にある「TOHME」の文字を見るとメジャーで通算612HRした強打者ジム・トーメ「THOME」選手を思い出すのはきっと当方だけではないはず…。

そして7回からはベテラン・幸松投手(佐賀・敬徳)がまぁ非の打ち所がないピッチング。

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サイドハンドからコースへのボールの出し入れ、巧みな緩急と投手を志す野球選手にとっては見て学ぶことが多いのではなかろうか。まだまだラークスのために頑張って欲しい選手!!

この後、別の用事もあったので試合は7回終了まで観戦して球場を後にした。

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この試合に関してはラークスのいいところばかりが目に付く結果となったがやはり先発の龍谷投手の投球が今日は何と言っても印象に残った。

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この投手のポテンシャルの高さはかなりのものがある。目一杯腕を振って投げた「かかった」感じの高目の真っすぐはスピードも力もあってちょっと打てる感じがしない。途中制球を乱す場面もあったが細かな制球にこだわらずガムシャラにボールを投げ込めば大きく成長しそうな投手だと思う(スミマセン、素人がまた偉そうなこと言うてますm(__)m)。高校時代はあの鈴木誠也選手と同級生ながらケガで一旦野球から離れたというネットの記事も見た。熊本の地から大きな飛躍を、ナイスピッチングでした。

ラークスも福岡大も秋を目指して頑張ってください!

そんなこんなで別用も済ませやっと福岡の自宅に帰り着くと長距離運転で身体はバテバテ、それで疲れているのかと思ったらその後なんだか悪寒がして熱を測ると39℃オーバー(*_*;、一体なんなんだ!?

本日は朝から病院、ちょっと情けない状態に。

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検査や点滴しているうちに見たかった金足農と横浜の試合も終わってしまった。期待以上の好ゲーム見たかったなぁ…なんてのんきなこと言っている場合ではない。

一旦熱は下がって落ち着いたのでこんな投稿しているが明日以降、回復できるか…。
先週、また一つ増えたが歳をとると回復するのも時間がかかるようになる。

夏の高校球児に負けないようにしないといけないがこの土日の野球探訪は自重せざるを得ないなぁ(+_+)。