またまた余計なお世話な投稿の続き。
夏の高校野球、3誌とにらめっこしながら昨年、一昨年実際に見た選手の中から勝手に期待、注目してみたい選手をあげてみる。
今回は福岡編。今年は福岡の夏、史上初めて北部・南部それぞれから2校が甲子園に出場する。普通に考えてチャンスは2倍、選手たちのモチベーションも一層上がっていることだろう。
まずは北部。夏春連続甲子園出場、この夏も優勝候補の東筑はまだ試合を見る機会がない。「伝説の石田」くんはさらに凄みを増しているようだがこの夏見れる機会はあるだろうか。
その東筑と並んで優勝候補にあげられるのが九州国際大付。昨年、東筑に阻まれるまでは福岡の夏3連覇を成し遂げている福岡有数の強豪校。当方特に注目したいのは中学時代からたまたま見る機会があった中村くん。
中1にして投打にずば抜けたセンスを見せてもらったが強豪校に入ってもしっかりチームの主力になっている。現チームでは1番を担っているようだが脚も打撃もかなりいいもの持っているのでこの夏北部ではもっとも注目したい選手。
九国大付では甲斐くんも強打者との評価が高いようだ。2年の頃は投手もやっていたような記憶があるが今は打撃に専念しているのだろうか。
上背があって懐の深さを感じる選手。その長打力はチームからの期待も大きいだろう。
昨夏、たまたま見てびっくりしたのが小倉の河浦くん。リリーフでマウンドに上がると力とスピードのあるボールで素晴らしいピッチングをみせてもらった。
今年の正月には「福岡最注目の投手」などど偉そうな投稿もさせてもらったが3誌ともに注目度は高いようだ。河浦くんはピッチングだけでなくバッティングもよかったのが印象に残っている。ライバル東筑を撃破できるか。昨年の1,2番コンビもそれぞれ2年生と1年生ではなかったろうか。樵田くんと石橋くん。
この1,2番がそのまま残っているのも心強い。特に石橋くんは1年生にして2番に起用されていたが小技もできる野球センスの高い選手。この1年でどれだけ進化したのか再見する機会があることを楽しみにしたい。
昨夏はその小倉に敗れたが北九州市立の玉木くんは身体も立派で一発の魅力を感じる選手だった。
確かこの選手もまだ2年生だったので今年は主軸を担っているのかもしれない。優勝候補相手に強烈な一打を期待したいところ。
折尾愛真は松井くんがいい評価を受けているようだ。確かに190cm級のスラっとした長身で長打力の臭いはプンプン。ただその他にもいい打者が揃っていて東筑や九国大付にも引けを取らないと思う。当方が見た試合では1番を打っていた長野くんはガッチリした筋肉質のいい体格、一発長打の魅力もある強打者。
当方が見た試合ではスタメンマスクでリリーフのマウンドにも上がった野元くんもいいバッティングしていた。
中でも最も印象に残ったのは岩見くん、確かチームの主将ではなかったろうか。
決して大きな選手ではないが攻守に抜群のセンス、最近の試合ではひょっとしてキャッチャーやってるのかな!?ショートの守備もなかなかのものだったがこの選手の役割が折尾愛真の躍進につながりそう。
大濠高校のグラウンドで見た直方の投手もなかなかいいピッチングしていたように見えた。
サウスポーからキレのあるのクロスファイヤー、大濠の打線相手に堂々たるピッチング。藤丸くんだろうか、なんかこの夏はやってくれそうな気がする。
昨秋見た1年生大会、東海大福岡で1番・ショートで出場してた森田くんは力強い打球を放っていた。
攻守に「いい野球選手だなぁ」と感じさせてくれる選手。一昨年のセンバツに出場した東海大福岡、ただその後は目立った成績が残せてないように思うが森田くんあたりがスタメンに名を連ねることはあるだろうか。
1年生大会決勝で東海大福岡に敗れた古賀竟成館だが野田くんは投打にいいもの見せてもらった。
途中からリリーフのマウンドにも上がったがライナー性の鋭い打球を放つパンチ力と走力を持ち合わせる攻撃面で強い印象が残った。この選手辺りもこの夏、メンバーに入って活躍する可能性はあるだろう。
さて続けて南部。
ここ数年は北部勢に押され気味の南部勢だが結構混戦模様のようだ。そんな中、各誌評価が高いのが筑陽学園。大畑くんという左のかなりいい投手がいるようだが昨夏見たこの両投手もかなりよかった。左サイドの米井くんは腕をしなやかに振ってなかなかいいボールを投げていたように記憶している。
それに1年生ながらかなりのスピードボールを投げていた西くんもいい投手だった。
この辺りの投手がこの1年でさらに力をつけているなら(まだ見たことのない)大畑くん中心に強力な投手陣が構成できるのではないだろうか。
そしてこちらも例年優勝候補に上がりながらなかなか甲子園に届かない東福岡、春季大会で見る機会があったがさすがヒガシ、いい選手が揃っていた。リリーフでマウンドにあがった「背番号1」、金光投手は140㎞を超える速球を武器に力強いピッチング。
この投手中心に何枚かいい投手がいるようなので筑陽とは互角か!?その投手陣を支えるセンターライン、試合前のシートノックから目に入ってきたがバッティングもなかなかのもの。セカンドの大西くんは力のあるチームの主軸。
センターの木村くんは脚のある切り込み隊長。
当方が見た試合でもいいヒットがあった。この他の打者も好打者揃い、今年のヒガシはやるかな。
昨年のセンバツに出場、夏も本命と見ていたが決勝で涙をのんだ福岡大大濠、1年夏からスタメンに名を連ねる稲本くんに期待。
広角に打てる安打製造機、当方が見た試合ではすべてヒットを放っているかもしれない。脚もパンチもあるし今年はこの選手に大濠を引っ張っていって欲しいところ。
2年生の星子くんがマスクをかぶるのだろうか。
中学時代はU-15日本代表、高校でもめきめきと打撃が向上してきている(らしい)。そういえば最近、大濠見てないなぁ。
夏の前哨戦、筑後地区大会で見た西短の打線は迫力があった。中でも1番を打っていた荻本くんはパワーとスピードを兼ね備えたいい選手。
こういう選手が1番に座る打線は怖い。主軸では中村くんの強烈なHRは強く印象に残った。
しっかり鍛え上げられた身体、この選手も荻本くん同様にパワーとスピードは十分。これに近藤くんや神宮くんが並ぶ打線は当方が見た中では西短が一番!?好投手相手にどういう打撃を見せてくれるかはとても楽しみ。
もうそろそろ「古豪」と言われかねない柳川、当方が見た筑後地区大会では西短に苦戦していたが3番手か4番手で打者2人だけに投げた中島くんはなんか印象に残っている。
対戦した2人の打者はいずれも三振、なかなかいい体格から力のあるボールを投げていた。この投手がチームの中でどういう位置づけなのかはわからないが何かポテンシャルを感じる投手、この夏活躍の場はあるか。
春季大会で見た福岡第一の藍くんも素質の良さを感じる好打者だった。
留学生なのだろうか、右打者と左打者の違いはあるが同じ高校の先輩、巨人・陽選手のような身体のバネを感じるいい選手。まだまだ伸びていきそうだ。
昨夏、細身ながら長打を連発していた小中くんは今年の九産大九州の主軸を担うようだ。
しなるようにバットを振って打球を遠くへ飛ばす巧さがある。九州高校も例年好選手が揃うので今年も有力な候補の一つだろう。
先日ちょっとグラウンドに立ち寄った九産大九州産業、その時は見る機会がなかったが1年前に豊前での練習試合で見た河野くんもいい打者だった。
当方が見た試合では確か1番打者で出場していたが右に左に強い打球が打てる好打者。確かまだ2年生だったので今年もリードオフマンでチームを引っ張っていくのかもしれない。
そして糸島EのOBが主力を形成する現在の当方の地元、糸島高校にも期待したい。
糸島Eでは主将、まだ2年生ながら新チームスタート以来4番を任されるヤマグチナオキは力のある打者に成長している(らしい)。糸島は4月から糸島EのOBが野球部部長に就任、まだ確か25才と若いが近々監督に就任!?するとの話を聞いた。糸島高では主将、大学時代は選手権で神宮の打席にも立った豊富な経験としっかりした人間性をもってすればきっといい指導者になるだろう。
となんともとりとめもない投稿になってしまった(*_*)。
如何せん当方が実際に見た数少ないサンプルの中からの選手なので偏りもある。
もちろんまだ見ぬ好選手もたくさんいるだろう。
当方ももっといろんな選手、チームに出会いたいものだ。
100回目の夏、すべての高校球児にとって最高の夏になることを期待したい…、
とかいい感じで締めくくったりして(-_-)。