さて昨日の投稿の続き、秋の別府探訪…。

その前に本日は糸島E秋季リーグの第4戦、今週は地元糸島・多久グラウンドでの開催。

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家内は用事があるとのことでかなり早朝から外出で不在、ということもあり昨日はサッカーの試合、そして今日はバスケの試合があるというチビをその集合場所まで送り届けてからグラウンドへ。

リーグ戦はここまで1勝2敗、プレーオフ進出はほぼ厳しくなったが勝ち負けに関係なく、見ている側が元気の出るプレーを期待したいのは先週の投稿の通り…。今日の対戦相手は佐賀V、「元気の良さ」という点ではかなり見習うべきところがあるチームだ。

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ただ元気がいいというだけでなく前チームはホークスカップ、ポニーリーグの全国大会へも出場した野球の実力も併せ持つチーム。元気があるから好プレーが出るのか、好プレーが出るから元気があるのか…。おそらくその両方が当てはまっている。糸島Eにも「元気」と「好プレー」の相乗効果を期待したいところ。

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地元で恥ずかしい試合はできないぞ…。そう言いつつ当方本日もちょっと恥ずかし気なヘボノックをしてしまったがそこは優しい目で見てもらいたい((+_+))。

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別府の街中、通天閣を彷彿とさせる別府のシンボル(?)「別府タワー」。

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別府から大分市内へ向かう途中で目にすることができるが昨日は別府市民球場で大学野球を見た後、高校野球の秋季大分大会を見るために大分市内にある別大興産スタジアムまで移動した。別府市民球場から別大興産スタジアムまでは距離にして約18km、車で30分程度のところ。途中「別府大分毎日マラソン」のコースにもなっている別府湾沿いの海辺を走るルート。

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(by google map)

サルで有名な高崎山も途中通るこのルートは天気のいい日はとても景色が良くてドライブには最高のところだ。だからと言って高校野球の後にまた別府まで戻って大学野球を見るなんぞは自分でも悲しくなるくらいの野球バカであるm(__)m。こんなんだからノックも上手くならない!?

別大興産スタジアムは約4年ぶり、藤蔭高校に進んだ糸島EのOBの試合を応援に行って以来2回目の探訪。

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朝、福岡の家を出る時は気温は15℃以下だったが日中は30度を超える陽気になった。球場のスプリンクラーもまだまだ活躍中。

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ダイヤモンドに水をまきながら自動で一周するのでこれはなかなか便利である。しかしこの朝昼の気温差は体調には結構堪える(/o\)。

さて昨日の大分は準決勝2試合、勝ったチームはセンバツをかけた九州大会出場が決まるのでとても大事な試合である。当方が見たかったのは第2試合、明豊と日本文理大付というカード。

今年の夏の甲子園でも強さを見せてくれた明豊、新チームも力はあるのだろうか。

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夏の甲子園では胸の「明豊」の文字の左下に小さく「別府大学」の文字もあったがこの試合ではなくなっていた、なんか理由あるのかな(左袖には「別府大学」ありました)。
その明豊に挑むのは午前中に見た日本文理大の付属高校。

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春夏通じてまだ甲子園の出場はないがこのチームはあの大嶺祐太選手や金城長靖選手を擁して甲子園に出場した八重山商工の元監督、伊志嶺吉盛さんが昨年からチームを率いておられる。伊志嶺監督が大分の地に八重山からどんな新たな風を吹かせるのかに興味があったのがこの試合を見たかった理由の一つ。ただその伊志嶺監督は9月から半年間「休業」中のようでお目にかかれなかったのは残念…。

それともう一つこの試合を見たかった理由はこの夏の甲子園で豪快なHRを連発した明豊の濱田くんを見てみること。こちらはかなりミーハーな理由m(__)m。その濱田くんは「背番号5」ながら3番・ライトでスタメン。

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明豊は7月に九州国際大付グラウンドで練習試合も観戦したのでその時にも見ているはずだがその時はどの選手が濱田くんなのか認識できなかったのでこれが実質初見。初回の第1打席は一度もバットを振ることなく四球を選んだが2打席目は初球を振りぬいて痛烈なセンター前へのタイムリー、スイングは軌道が大きくて豪快、懐の広い構えは長距離打者という雰囲気一杯である。

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明豊は今日の決勝も勝って優勝で九州大会出場を決めたようだがまたあの豪快なバッティングを甲子園で見せてもらえるかが楽しみな選手であることには違いない。

濱田くんは否が応でも警戒されるのでその後を打つ打者の役割も重要だが、ただそこはさすが明豊、背番号12ながらスタメンで4番の坂井くんは初回四球のランナー2人を返す先制のタイムリーツーベース。

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いいパンチしている。続く5番の岡部選手もいい打球のヒットがあったが明豊は新チームも打線はかなり手ごわそうである。

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ただ手強いのはクリーンアップだけではない。濱田くんに替わり(?)HRを放ったのは1番に入る管くん、脚が武器の1番打者、決してHR打者というタイプではないが右中間の深いところに打ち込んだ一発は見事だった。

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どこからでも得点できそうな打線、そんな中、当方が最も気になったのは9番・セカンドの清水くん、小柄な選手だがメジャーリーガー・青木宜親選手を彷彿とさせる力強い打撃フォーム。

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一塁側に見事なバントヒットがあったが器用さと脚の速さをを持つ見た目のイメージ通りの選手。結局、明豊はこの試合は2桁得点をあげたが「つながる打線」は新チームにも継承されているようだ。

小柄ということではNBUの主将・佐藤くんはさらに小柄。

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こういう選手はいつもながらどうしても気になってしまうのだが夏に向かってチームを引っ張っていって欲しい選手だ。NBUは伊志嶺監督の影響もあるのか沖縄の子と思われる苗字の選手も何人か出場していたが1番の東門(「あがりじょう」と読むらしい)くんもそうだろう。1回表、先頭打者でヒットで出塁。

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沖縄の子らしい運動能力の高そうなアスリート型の選手。明豊相手にさすがに初回は送ってくるかと思ったのだが2番の平田くんは強行してヒットでチャンスを広げた(@_@。

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この試合は途中までしか見なかったが当方が見ている間、平田くんは4打数4安打と大当たり!!

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かなりミート力はありそう、いい選手だと思う。
この他、先発投手も務めた5番の翁長くんも東門くん同様に運動能力を感じる選手だ。

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来夏へ向けて投打に成長が期待されるポテンシャルを秘めた選手。それと9番打者だが山川くんのバットスイングも勢いがあった。

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この辺はみな沖縄の子かもしれない。チバリヨー!!
この試合は6回までしか見なかったが明豊が完勝。夏春連続での甲子園出場が十分に期待できる試合内容だったように思う。

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ただNBUもヒット数では明豊を上回る打撃を見せてくれた。伊志嶺監督の下にいい選手が集まってくれば大分の高校野球の勢力図に大きなインパクトを与えそうだ。

八重山からの新しい風吹くか、夏に向けては大分もかなり楽しみである(^-^)。
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さて昨日見た九州地区大学野球連盟の最終戦、NBUは近大産業理工学部に雪辱し春に続いての北部リーグ優勝を決めた。「細かい継投」が持ち味のはずだが今日は清松投手が先発、完投したようだ。

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この投手も過去2度ほど見たことあるが伸びのある真っすぐとキレッキレのスライダーはかなり将来が期待される投手だと思う。昨日もブルペンで準備はしていたが登板の機会がなかったのは残念(^^;。
また敗れて優勝は逃したものの近大はユニバ大会、さらには明治神宮大会出場の可能性を残した。次の舞台でNBUにリベンジして全国へ出場して欲しいものだ。あ~っ、沖縄行きたい(>_<)。

そして昨日アクシデントで途中退場となって心配していた別府大の瀬戸口投手は今日も試合に出向いたとのこと。もうしばらくは気を付けて欲しいがそれでも大事に至らなかったようでよかった。まぁ当方が心配しても仕方ない話ではあるが…。次見るときは社会人でのマウンドかな。

福六、九六も優勝チームが決まった。
全国目指して高校も大学もこれからが秋本番。
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ここで冒頭の糸島Eの試合に戻るが…、今日は何とか勝つことができた。

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初回、三者凡退に終わった時は先週の試合から通じて「21打者連続凡退」、これは今日も…と心配したがその後打線が機能したのはよかった。勝った負けたで一喜一憂する必要もないがまぁ負けるよりは勝った方がいい。
声が出ない、アグレッシブに打球を攻めない、打席で「自分の形」がない…などチームの課題が1週間で解決されるはずもないが先週の反省が少し生かされた部分もあったように感じられたのはよかった。それに故障から久々の出場となった選手がいい動きを見せてくれたのもちょっと安心。

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アウトにはなってしまったが積極的に前の塁を狙う走塁も良かったと思う。次はどうすればセーフにできるか…それを考えて冬場のトレーニングに取り組んでくれたらいい。ベーランも如何にベースの力を借りて速く走れるかの練習、体力強化のトレーニングではない。練習にはそれぞれ意味や目的がある、それをしっかり認識して日々野球に取り組めばまだまだ伸びる余地は大いにある。みんなガンバレ。

今日はたまたま勝たせてもらったが佐賀Vは新チームもいい選手がいる。

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これからも切磋琢磨して互いに成長していければと思う、よろしくお願いします!!

にしてもその後の練習試合も(いい意味で)いろんなことがあって当方にとっては楽しい一日となった。選手、保護者のみなさんには感謝である。

来週末もいい週末になることを楽しみにしたい。
来週末はどこにいるのか…それはまだ自分でもわからない(-.-)。