今日は会社はお休み、明日土曜が祝日ということもあり本日金曜に「前倒し」振替休日。働き方改革は確実に進んでいる!?
本日午前中はちょっと家内と二人で出かける用事があった。超久しぶりに二人で昼食をしたのだがその間も野球のことは気になる(-_-;)。高校野球の秋季大会、福岡は土日のみの開催となっているが近隣の佐賀、長崎、熊本では今日も試合が行われている。さっと食事終わらせて移動すれば1試合は見れそうだ。ちょっと家内の顔色見ながら野球行ってもいいかとお伺いを立てるとなんと一緒に行くという、これは想定外(@_@。先日の熊本大学野球も別の「連れ」を伴っての観戦となったがまさか2試合連続で「二人野球探訪」になるとは…。しかも今回の「連れ」はちょっと大物であるm(__)m。
ところで昨夜、部屋の片づけをしていると30数年前の新聞の切り抜きが出てきた。
以前は「報知」や「ホームラン」などの予想誌のようなものはなかった(?)のでこういう新聞切り抜きを読み込んでそしてため込んでおいたものだ。なんとも野球マニア的な話である。この切り抜きは福岡と佐賀の部分だが佐賀でこの年に優勝候補とされていた佐賀商と佐賀西がともに今日は佐賀秋季大会に出場する。切り抜きにある佐賀西の写真の選手は現在福岡大の監督をされている元ホークスの渡辺正和さん、なんとも懐かしく(自分で言うのもなんだが)貴重な記事ではなかろうか。この切り抜きを見たからというわけでもないが自宅からは1時間程度で行けるみどりの森球場まで出かけてみることにした。ちなみに本日の連れは佐賀人だが球場に着くといきなり知り合いを発見してはしゃぎ気味…。
球場到着すると本当にタイミングよく第3試合が開始。第2試合では佐賀商が伊万里高に敗れてしまったようだ。この大会もシードされていたがよもや(?)の3回戦敗退、というか夏もそうだったが佐賀はシードが序盤からどんどん敗退していく。夏はベスト4にシードが1校も残らなかったがまさに「戦国」の様相である。
そして第3試合には佐賀西が登場。
佐賀西を見るのは4年ぶりくらいだろうか。現在それぞれ慶応大と神奈川大でプレーする双子の重田兄弟が2年生だった時だと思う。どうでもいいことだが今日の連れは重田兄弟のお母さんとは高校まで同級生だったとのことm(__)m。その時「1番」背負っていた中原投手は現在長崎大でプレーしているがなかなかの好投手だった。
古くは渡辺正和投手、そしてこの中原投手や重田投手など佐賀県随一の公立の進学校ながらいい投手を輩出している。その佐賀西、本日の先発は1年生の横尾くん。
右のサイドハンド、球速は最速でも100km程度でさらに80km台の緩いボールを駆使してうまくタイミングを外していく。こういう投手はなかなかやっかいだ…。
その佐賀西と対戦したのは鳥栖工、こちらは2年前の夏大で見て以来。
毎年いいところまで勝ち上がる印象があるが意外にも春夏通じて未だ甲子園の出場はない。この秋は既に2勝しているが来春のセンバツにつながる試合ができるだろうか。
試合は鳥栖工の打線が横尾くんの遅球に苦労しながらも序盤から確実に得点を重ねていく。
鳥栖工はこの夏からはメンバー総入れ替えとなっているようだがどの選手も振りはコンパクトで鋭い。ただ今日は連れも一緒ということで別に緊張していたわけでもないがどの選手がどういうヒットを打ったかよく覚えていない(^-^;。多分3番の野口くんは長打含め複数ヒットを放ったのではないかな。
1番の原くん、4番の緒方くんもライナー性のいい当たりを放っていた。そんな中、特に印象に残ったのは二遊間コンビ、宮原くんに篠崎くんだろうか。
どちらも大きな選手ではないが攻守に躍動感がある。ともにうまく打ったいいヒットやバントもあったが守備での軽快さも十分に感じることはできた。今日の試合結果は守りの差が大きかったかもしれない。
その守りの中心は篠原くん。腕の振りはコンパクトでしなやか、いいボールを投げる。
球速は130km台中盤だったがそれにスライダーとカーブをしっかりコーナーに投げ分けて佐賀西打線を抑え込んだ感じだ。冬場に走りこんで体力upすれば来春、そして夏とさらに成長していきそう。なかなかの好投手である。
試合は大差で6回コールド寸前、そこで一矢報いたのは3番の中村くん。
篠原くんのややインコースよりのボールだったと思うが見事にレフト線へはじき返すタイムリーヒット。この試合、両チームを通じてもっともいい当たりだったような気がする。さらには4番・主将の山本くんもヒットで続いたが追加点はならず。
試合前、ベンチ前の素振りで最初に目に付いたのがこの山本くんだったがしっかりした体格で「やはり」という感じで4番で登場、かなりパワーは期待できそう。敗れはしたものの完封されるか1点取るかは大きな違い、中村くん、山本くんの一打は夏につながる一打となることを期待したい。
鳥栖工はこれでベスト8進出、初の聖地を目指して次も頑張って欲しいものだ。「戦国」佐賀においては十分にそのチャンスはあるだろう。
佐賀西もまだ新チームとしてのチーム力は発揮できなかったが個々にはいい選手がいる。
福岡における東筑、熊本における済々黌など夏にはきっちり仕上げてくる伝統校があるがこの佐賀西も来夏に向けてそういう成長を期待したいものだ。勉強も野球も頑張ってくださいm(__)m。
ということで図らずも家内と(わが子の試合以外では)初の野球探訪となったがそれでも野球が見れてよかった。家内もチビと一緒で「見るよりやりたい」派。ファールボールが飛んでこないかとか自分が守るならショートがいいとかいろいろ話していたがまぁたまにはこういのもいいでしょう。
ここはやはり「一緒に見れて楽しかった!!」と締めくくらねばなるまい…。
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そして最後に…
初優勝おめでとうございます!赤い監督さんよかったですね。
来年、糸島Eに来てくれる子おらんかな。