九州地区の高校野球各県大会も終了、福岡の東筑を最後に全代表が出そろった。大学や社会人の夏季オープン戦も8月に入ってからが本番となるだろう。なので毎年この時期、野球に関してはちょっと「中休み」、この週末は土日ともに糸島Eの練習へ。ということで野球探訪はなし、特にこれといった投稿ネタもなく雑ネタ、備忘録を。

高校も夏敗れたチームは新チームが早速始動しているがそれは糸島Eも同じ、先週から新チームでのスタートを切った。

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やはり12人の3年生が抜けたグラウンドはちょっと寂しい感じがするのは否めないがまた新たな1年が始まるという楽しみもある。
それでも一旦「夏」が終わった高校生OBも束の間の「中休み」にもかかわらずグラウンドに顔を出してくれた。

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こういうのは嬉しいことである。来年の夏に向けこちらも大いに頑張って欲しい。

しかし「現役」メンバーの練習の内容は打撃も守備も走塁もそれに野球以前の問題もまだまだ不安感一杯、課題満載といったところか。少なくとも野球に使う道具をふざけて野球以外のことに使ってはいけない。そんなことをしたら野球の神様にも見放されてしまう。新チームはまずはその辺からかな…。

そんな1,2年生軍団だが本日日曜には新チーム初の練習試合も行われた。

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この子たちはこの春「ジュニアチーム」としてリーグ戦にも出場したので実戦経験がないわけではないがそれでも自分たちが「主役」となると気持ちの持ちようも違ってくるだろう。2年生主体のレギュラーメンバーで2試合、1年生だけで5イニング限定の1試合、計3試合を行った。

新チームということもあり監督もいろんなバリエーションを試されていたが結果は3戦3勝、勝ち負けは二の次の練習試合ではあるがそれでも勝ってスタートできたのはよかった、出だしは上々!?

2年生は本当に自分たちがチームを引っ張っていく自覚をもってこれからの1年を取り組まないといけない。

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土曜の練習の時は試合になるのかとちょっと心配していたところもあったのだがなかなかどっこい、意外な一面を見せてくれた選手もいた。入団して約1年半、それなり(?)に成長はしているようだ(^-^;。もちろん投手の無駄な四球、一つ先の塁を狙えない走塁など課題の方が多いのは当たり前。これから1年、さらなる成長を期待したいところだ。

対戦してもらった福岡Dもいい選手がいる。どうしても他のチームの子はよく見えてしまうのだが投手も打者もいいポテンシャルを持った子がいた。

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彼らも昨年のチームから出場機会があったので経験値は高いだろう。今日はたまたま勝たせてもらったが公式戦ではどうなるかわからない。これからたくさんいい試合をして互いに成長していければと思う。

5イニングゲームをした1年生はまだポジションも流動的で経験値は浅いのだが伸び伸びとプレーしている選手が多かったのはよかった。

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まだ入団して5か月程度だがこちらも確実に力はついてきている。抜け目のない走塁やいい当たりの打球を飛ばしていた子にはちょっとびっくりさせられた。これは2年生に混じってチームの戦力になってくる選手も出てくるだろう。本当にみんないろんな可能性を秘めていてその可能性をいろいろ試す機会があればと思う。

さてこれからの1年、どうなることやら。
まずは(新主将初めとする)故障者の早期復帰を待ちたいところだ。

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というくらいしか今週は野球ネタもなく、あとは高校野球ネタでお茶濁し。

宮城県を除く48地区で甲子園の代表が出そろったが各地区の代表を見ると大本命もあり、まったくノーマーク(?)の学校ありと高校野球の醍醐味が早くも炸裂している。

福岡では本命の福大大濠を破り東筑が21年ぶりの甲子園、「石田伝説」なるものが話題を呼んでいるが甲子園での活躍も楽しみなところ。しかし公立の進学校でこの毎年の強さは大したものである。その東筑を一度見てみたくて4月以降、2度ほど八幡の学校グラウンドをのぞいてみたのだがいずれも練習、練習試合は行われていなかったのは今思うと本当に残念(>_<)。

「逆に」と言うのもなんだが昨年の秋以降、現チームになってから当方が実際に見たことがあるチームでこの夏の甲子園を決めたのは5校。やっぱり見たことのあるチーム、選手は気になるものである。

まずは熊本・秀岳館、大本命中の大本命。

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昨秋は(たまたま)祐誠グラウンドの練習試合で、そしてこの春はRKK旗で見た。「勝って当たり前」的な空気感の中でプレッシャーもあったと思うがしっかりと勝ち上がったのは立派。控え選手含め個々の選手の能力はピカ一、監督の体調はちょっと心配なところだが甲子園では伸び伸びとしたプレーを期待したい。横浜、大阪桐蔭といった強豪との対戦が今から楽しみだ。

先月、九国大付との練習試合で見た大分・明豊も甲子園出場を決めた。

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いろんなタイプがいる投手陣とパワーあふれる主軸の打力は魅力的だった。前回出場時は初戦敗退だったが、今回は南こうせつさん作曲の校歌がまた甲子園で聞けるだろうか。

ノーシードから勝ち上がったのは宮崎・聖心ウルスラ。「創部3年目で初出場」と話題になって以来12年ぶり2回目甲子園。

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このチームは昨年の秋季大会でたまたま見たがその試合では公立の日向高校に敗れてしまった。それでもとても高い野球センスを見せてくれた選手がいたので夏には強くなるのではと勝手に思っていたが優勝するとはなかなかビックリ。横浜の増田選手はこの夏の再注目の打者のようだがこのチームの増田くんもかなりいい選手だと思う。

秋に見たチームでは高知・明徳も出場を決めた。

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センバツにも出場しているが左右の好投手につながる打線、勢いに乗るとかなりやりそうな感じがする。ところで大阪では公立の大冠高校が決勝まで進出してちょっと話題になっているが高知でも(失礼ながら)当方全然聞いたことがなかった梼原高校というのが決勝まで進出した。どんな選手がいる学校なのか全然想像できないがこういう公立校の頑張りはやはりワクワクするものである。

そして奈良では天理が28回目の出場を決めた。今年の3月、自宅近くの大濠グラウンドでの練習試合で見たがその大濠とは明暗を分けた形となった。

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天理の甲子園出場と聞いても特に驚く方もいないと思うが、今年のチームは昨年秋季大会で県初戦敗退からスタートしているのでこの夏に向けた巻き返しはさすがという感じである。準決勝でライバル智弁、決勝で秋敗れた奈良大付をともに1点差で破っての甲子園、当方個人的には九州のチームとあたるのを楽しみにしたい。

まぁ雑ネタついでにもう少し。
実際に見たことがある選手で全国の舞台で見てみたいと思っていた選手が敗退してしまったのはちょっと残念。
1年前の福岡招待野球で最も印象に残った東邦の田中来起くん、昨夏は外野手として藤嶋選手らと甲子園に出場したが今年はエースとして大会に臨むも惜しくも敗退。

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攻守に抜群のセンスを感じたがそれでも小柄な選手なので投手もやるとはちょっと驚いた。甲子園で投げる姿を見てみたかったが次は大学か社会人か…もう一度見てみたい選手。

さらにその1年前、宮崎の招待野球で見た東海大相模の安里くんも県決勝で涙をのんだ。

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2年前は小笠原、吉田の2枚看板で全国制覇した東海大相模だがこの安里くんは1年生とは思えないいいボールを放っていた。かなり期待を持って見ていたのだがこの選手も次なるステージでまた見てみたいものだ。

2年前と言えば沖縄の招待野球で見た神戸国際大付の後藤くんは甲子園を決めた。1番打者としてチームを優勝に導いたようだ。

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このチームにはプロも注目のスラッガーもいるようだがとても小柄ながら1年生にしていいパンチを見せてくれたこの後藤くんのバッティングはとても心に残っている。甲子園での躍動が今から楽しみだ。

とかこういう話を書いているととりとめもなくなるのでこの辺で。

甲子園も楽しみだが大学、社会人のオープン戦も心待ちにされる。
次なる探訪先はさていつ、どこへ。

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過日、投稿した記事の中にちょっとよろしくない内容があった…。失礼な憶測もあり一生懸命にやっている選手に不快な思いをさせてしまったかもしれない。大いに反省、本当に申し訳ないm(__)m。

いい試合やいい選手を見るとつい勢いあまって…となることがあるがそれこそ書く側の身勝手。ブログに何を書き残すのかはちょっと頭冷やして再考したい。