GW4日目。今日、明日と平日だが会社は休み。普通に仕事しておられる方には申し訳ないが本日も結果的には野球漬けの1日となったm(__)m。

まずは昨日の話、リーグ戦・プレーオフ進出のかかる糸島Eは最終戦を迎えた。試合会場となったのは筑豊・川崎町にある川崎町B&G球場。

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この球場は初探訪。筑豊地区によくあるコンクリート打ちっぱなしのスタンドを持つ野球場だがスタンド自体は結構大きい。朽ちた感じのスコアボードは筑豊が石炭で栄えていた頃のことが勝手に偲ばれる。

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90×120mのフィールドに照明もあるそれなりの野球場。ただ外野含めて全面砂地なので風が強かった昨日は参った(>_<)。目、鼻、口、耳にかなり砂が入り込んでベンチのスコアブックもザラザラ。

昨日は第1試合でまずはジュニアチームが試合をした。対戦したのは昨秋、トーナメントの決勝で新チーム初黒星を喫した福岡P。

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レギュラーチームが勝てない相手なのでジュニアはコールド負け必至…と(選手には申し訳ないが)勝手に決めつけて試合に臨んだのだがまさかの大健闘、勝利まであと一歩というところまで追いつめた。

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初回に主軸のタイムリーなどで2点先制するとその後はよく守った。6回裏も2死ランナーなしからの失点だったので本当に惜しい「大金星」を逃した(*_*)。強敵相手に上出来、ベンチと選手が一体になれた感じがして当方もベンチでスコア付けながらなんかとても楽しい気分になった(^.^)。1.2年生のうちからこういう経験ができるのは幸せなことだ。試合を通じていろんなことを感じ取ってくれたらいい。

そしていよいよ第3試合は3年生・糸島Eのリーグ最終戦…。

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というところで一旦本日の出来事へ。
本日は当方休みながらも平日ということで野球はなし、午前中ボチボチ1人で熊本の実家に帰省しようとしていた。だが朝方、何気なくtwitterとか見ていると平日にも関わらず熊本では高校野球の公式戦が行われるという情報を得た。これは急がねば(^-^;、バタバタと準備してクルマを走らせ向かったのは藤崎台球場。

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今日は昨日から始まったRKK旗争奪選抜大会の準決勝2試合が行われる予定。

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8校で行われるこの大会はベスト4に入ると来週末に開催される招待野球への出場権を得る。今年熊本に招待されるのは慶應義塾と早実。今日勝って決勝に残れば慶應、早実の両校と試合することができる。今日敗けると慶應か早実のいずれかと1試合だけ。やはり清宮くんとはみな対戦してみたいのではないかな。その招待野球は当方も見に行きたいところだが初日は八代県営球場で行われるという。「清宮人気」にキャパは耐えうるだろうか!?それに前売りチケットもない(はず)なので当日は大混雑が予想される。ちょっと厳しいかな…。

熊本への道中、高速はスイスイ進んだものの熊本市内はどこも渋滞が激しい(>_<)。二の丸公園に駐車して球場到着すると同時に1試合目開始のサイレンが鳴り響いた。

藤崎台球場は昨夏以来、約1年ぶり。その頃は二の丸公園から球場へ通じる通路もまだ閉鎖状態、オオクスが植生するレフトスタンドも入場不可という状況だったが今日はそのどちらもが復活していたのはよかった。

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復興は着々と進んでいるようだ。
25℃を超える好天、それでも風があってとても爽やか。うん、これはとてもいい感じ(^^)/。

さて第1試合に登場したのは八代高校。

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県南随一の公立の進学校、(失礼ながら)野球とは無縁…という学校だと思っていたが先の春季大会ではなんと決勝まで進出する快進撃を見せた。決勝では強豪・文徳に惜敗したがこれだけ強い八高は今から約35年前、秋山幸二投手を擁して夏、決勝まで進んだ時以来ではなかろうか。この大会で夏に向けさらに勢いをつけたいところだろう。

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その八高を迎え撃つのは秀岳館、同じ八代市内にある高校だが、もはや全国レベルの強豪校。

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鍛治舎監督も当面続投されることが決まったようだ。さてどんな試合になるのか。

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試合は3期連続で甲子園ベスト4の秀岳館がその強さをまざまざと見せつける形になった。

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初回から鋭い打球が次々と放たれる。打線の力強さはやはり超強力としか言いようがない。今日は甲子園でクリーンアップを打った選手はスタメンから外れ4,5,6番には2桁の背番号を着けた選手が出場していたがこれまた力は半端なく、選手層の厚さを見せつけられた。それぞれ吉安くん、石井くん、橋口くんかな。

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特に「19番」で4番に入った吉安くんは4番として全く違和感なし。上背も横幅もとても立派な体格の強打者。今日は多分2安打3打点、ベンチに置いておくのはもったいない!?

秀岳館の各打者はツーストライクに追い込まれるとスタンスを広げてノーステップで打ってくるスタイルは相変わらずだ。

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この幸地くんも2打席連続のタイムリー。

そんな中で最も存在感を示したのは1番・ショートの半情くん、この選手を出塁させないのはかなり難しい。

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今日はタイムリー長打含め3安打したがミート力がすばらしく、右に左に強いライナー性の当たりが飛ぶ。昨日糸島Eが遠征した筑豊・直方の出身、対戦相手はまずこの選手を止めることに腐心することになるだろう。

投手陣も川端、田浦の「2枚看板」の登板はなく先発はサイド気味のサウスポー、西村投手。

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球速は130km中盤というところだが左サイドハンドの特徴を活かした低めへの落ちるような変化球がとても有効。途中4者連続三振などもあったが夏は貴重な存在になってきそうだ。

一方の八代高校の先発は緒方空くん、春準優勝に貢献した投手なのだろう。

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球速はないが低めに丁寧に投げるのが持ち味の投手とみた。前日完投した疲れもあったに違いない、今日は甘く入った球をことごとく秀岳館の打者に痛打されてしまったがこの投手の実力はこんなものではないはず。まだ実力をさらけ出すこともない、夏に照準を。

捕手の正成くんは打順は1番を任される好打者。

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それに今日は3回から2番手でマウンドにも上がった。

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立ち上がりこそ制球に苦しんだが2イニング目は安定した投球で初めて秀岳館のランニングスコアに"0"を点灯させた。秋山幸二さんばりの運動能力の高い選手!?緒方選手とのバッテリーは夏が楽しみ。

その他にも4番で2安打した松本選手。

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チーム唯一のタイムリーを放った松田選手。

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春準優勝しただけあっていい選手が揃っている。夏まではまだ時間がある、それまでに是非秀岳館対策を、きっと何か策はあるはずだ。

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夏本番まであと約2か月、野球に勉強に頑張ってください!!

県南からは球磨工もこのRKK旗に出場したし、多良木も相変わらず力は持っているようだ。
わが母校に頑張ってもらいたいところ。

でもやっぱ秀岳館は強いなぁ…。
この夏こそは熊本に初の真紅の優勝旗をもたらしてくれそうな期待が大きくなる試合内容。
こちらも楽しみであることは間違いないm(__)m。

そして第2試合へ続く。