<@20170322 公開>
先々週、先週と宮崎・大分へ「遠征」での野球探訪、今週も宮崎で見たい試合があったのだがさすがに自重した…。探訪にかかるお金も時間も馬鹿にできないので今週はグッと我慢(>_<)。
それにしても日中は春を十分に感じることができる暖かな好天に恵まれた。3月8日から高校野球の対外試合も解禁、これまた「春が来た!」という感じだ。センバツの開幕もあと10日を切り、先だって組み合わせ抽選も行われた。明徳対早実など1回戦から楽しみなカードが目白押しで開幕が待ち遠しい。「ごーやーどっとネット」というネットのサイトを見ると高校の練習試合の情報がたくさんUPされていたが今年も解禁日にいきなり多くの高校が沖縄で試合を行ったようだ。仙台育英、作新学院、龍谷大平安などの全国レベルの強豪校と地元の興南、沖縄尚学などを交えた練習試合はちょっとしたリーグ戦のような雰囲気ではなかろうか。あー沖縄行きたい(>_<)。にしてもみんな学校は大丈夫なのかな!?
さすがに沖縄まではいけないので本日は糸島Eの練習に参加する前、午前中だけ自宅近辺の高校のグラウンドをのぞいてみることにした。糸島高校では長崎・瓊浦高校と佐賀・塩田工での練習試合。うん、やはりそうだろう。さらにその先の筑前高校では長崎商と大分・情報科学を迎えこちらも3校による練習試合。長崎商は昨夏、長崎代表で甲子園に出場した強豪だ。
試合はほんのわずかしか見ていないが長崎商は体格のしっかりした選手が多かった。打線は迫力がある、さすが甲子園レベルという雰囲気。今年もかなり力はありそうだ。
一方の情報科学はまだ甲子園出場はないが2012年夏には大分ベスト4に進出するなど近年力をつけている学校のようだ。確かホークスの内川選手のお父さんが監督をされていたはずだが試合前にノックをされていたこの方がそうなのだろうか。
定年で監督の立場を退かれたというようなことも何かの記事で見たような記憶があるので既に替わられているのかもしれない。内川選手は侍ジャパンで奮闘中、侍ジャパンは1次ラウンドはよかったが2次ラウンドはかなり厳しいものになりそうだ。まずは初戦のオランダ戦を何としてもものにしたいところ。「球数制限」が日本に味方してくれればいいが…。
と話がそれたがさらに筑前高校グラウンドから車で5分足らずの福大大濠グラウンドへ。26年ぶりにセンバツに出場する福大大濠、今年は初探訪となったがこちらでも練習試合開催中。
練習試合に来ていたのはなんと天理高校、これはビックリ(@_@。
今日は今週糸島でキャンプを行っていた東大が九州共立大とオープン戦をするとのことでその試合を見に行くかどうか考えていた。九州共立大は先週も大分で見たが何といっても昨年も見ることができなかった東大の宮台投手は見てみたい。でも投げるかどうかはわからない…。近場でやり過ごすかどうか悩んでいると今朝さる方からこの天理の試合の情報をいただきこれで今日の予定は確定、まだ見たことのない甲子園の常連を見てみることに。なんか大濠が甲子園に行く前に甲子園がこちらにやってきた気分だ(^^)/。
甲子園出場は夏27回、春23回の計50回を誇る。当方と同世代では鈴木康友さんとか藤本博史さんなどの活躍が思い出されるが現役では千葉ロッテの中村奨吾選手など過去から多くのプロ野球選手も輩出している。奈良県では常に智弁学園と競い合っている印象があるが昨夏の県決勝ではその智弁学園に惜敗、惜しくも28回目の夏の甲子園は逃している。
それでも力のある投手、クリーンアップを中心に体格のいい打者が揃っているのはさすが。先発のマウンドに上がっていたのは右サイドの碓井くん、サイドではあるがボールには力を感じる。
場内アナウンスはないので選手名は直接教えてもらった選手しかわからないがわからないが控え選手含めどの選手も力の差はない。3番を打っていた選手などはショートを守っていたと思うが身体もあってスケールの大きさを感じる選手。ベンチの声から推測するとオオタくんかな。
初回、天理からは一発も飛び出した。
小柄な選手だがパンチがある。こちらは2番に入るスギシタ選手だろうか、前チームからのメンバーのようだ。さすが。今年の天理はバントをあまり使わない積極的な攻撃野球が持ち味のようだ。
さて昨年は春・秋ともに九州王者、明治神宮大会でも全国に力を示した福大大濠、強豪・天理を相手に互角以上の戦い。打線は昨秋に見た時と何ら変わりなく中軸中心に強いライナー性の打球が左右に飛ぶ。
脚も絡めた攻撃も健在だが、1発打たれれば、1発も応酬。
4番の東くんは昨年も2本のホームランを見たが今年も最初の試合で見ることになるとは大したパワー。
そして打つべき人が打てば投げるべき人が投げる。
もう何度も見たエースの三浦くんはいつも通りのピッチング。初回にホームランは打たれたが尻上がりの好投を見せてくれた。大濠は投打にセンバツに向けた準備は着実に進んでいるようだ。今日大濠ベンチからは「カバー」という言葉がよく聞こえてきた。それは単に守備でのカバーリングのことではない。例えば無死でランナーが出て送りバント、次打者がそのランナーを返せなかった時にさらに次の打者に対して「カバー、カバー!」、「お前がカバーしろよ!」というような感じだ。とにかくみんな一丸となって戦うという気持ちの現れなのだろう。今日グラウンドに来られていたプロのスカウトの目にも頼もしく映ったのではなかろうか。甲子園ではまずは初戦の創志学園戦ということだろうが全国制覇を目指して頑張って欲しいものだ、その力は十分にあるm(__)m。
試合内容についてはこれくらいにしておく…というか当方にとっても今日は試合内容はどうでもよく天理が見れたということが何とも嬉しい(^.^)。近くを通りかかった天理の女子マネさんに教えてもらったのだが奈良からは今朝福岡入りしてこの試合に挑んだようだ。旅の疲れも残っていたに違いない。ライバル智弁は昨年のセンバツ優勝、今年も2年連続での出場を決めている。一方の天理は昨秋は県大会初戦でよもやの敗戦、やはり野球は怖い(>_<)。
でも地力がある選手が揃っていることはこの試合からも感じ取ることはできた。この九州遠征は今日から14日までとのこと。この九州遠征で夏に向け弾みをつけて欲しいところだ。
「天理青年 進め我らー」♪
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ということで午後からは糸島Eの練習へこちらも来週センバツと日を同じくして開幕戦を迎える。ということで紅白戦など実戦を意識した練習を行った。
この中から将来、天理でプレーする選手は出らんかな(^-^;。
今日は3.11、東北からは遠く離れた地ではあるが震災の時間に合わせてしばし黙祷…、改めて普通に野球ができることへ感謝したいものだ。
今日も選手の練習にならない(?)ヘタクソなノックをしてしまったが、子供たちと同様に野球が普通にあることへの感謝の気持ちを忘れないようにしよう。