ある大学教員の知性あふれない日記

他の大学教員って、もっとまともなこと考えてるんでしょうね


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ささやかな楽しみ

今日、娘の幼稚園の時の先生にたまたま会った。


とてもかわいく感じのいい先生。もちろん若い。


「お久しぶりですー。○○ちゃん、お元気ですかー?」


などとしばし談笑。かわいい先生。


大学教員は授業がない限り、朝はゆっくりだし、うちで仕事をするタイプ(小生もそう)は一日中時間の自由がきく。



小生は娘の幼稚園の送り迎えが大好きだった。もう小学生に
なってしまってさびしい。


なんたって幼稚園の先生は(だいたい)かわいい。ああいうタイプの人は大学の教員はもちろんのこと、職員にもいない。テンションもムードもちがう。



「あらー、○○ちゃん、きょうはパパなのー。いいねー。」



と娘に言うふりをして敬意をはらってくださる。おとうさん、素直によろこんじゃう。





だが、うちの場合、いつも小生なのだがな。





でもいい。


そういって小生をほめてくださっているのだ。


おかげで、幼稚園に小生を知らぬ先生はいなくなった。


地元でへんな週刊誌などを立ち読みしづらくなったが、かわいい先生とお会いしてお話しできる方がいい。

週刊誌は時間を見計らって。

9月は楽し

大学教員にとって9月はなかなかいいもんである。


大学教員の特権は、言うまでもなく夏休みが長いことである。小中高生や大学生は夏休みが長くて世間でうらやましがれるが、大学教員もっとうらやましがられていい。なんせ、宿題も課題もない。自由研究があるだけである。それも小学生とちがって必ずやらねばならないわけではない。


しかも、小中高生はだいたい8月で夏休みは終わるが、大学は9月も夏休みである。こどもも大人も働きはじめても、まだ休みであるというほど気持ちのよいことはない。9月はそういうすばらしい月なのである。日頃の安月給に堪え忍んできて、見返してやったような気分だ(誰に?)。


8月は、実は大学教員も忙しい。なんせ、子どもは海に連れて行かねば「こんなうちに生まれて不幸だ」と脅迫するし、算数や数学の宿題を手伝わねばならないし、読書感想文もでっちあげねばならない。あまりにうまく書くとばれてしまうので、そこそこバカっぽく書かねばならない。


昨年の夏も、子どもが校内の感想文コンクールで入賞をねらうとクラスで豪語したため、小生が書かされるはめになった。渾身の力をこめて書いてみたが、学校の先生には高度すぎたのか、落選した。この学校、ふたつも読書感想文を書かねばならないのだが、子どもが片手間にちょろちょろと書いた方は入選した。面目まるつぶれである。


そんな雑事からも9月は解放される。子どもが学校に行き、おまけに女房が出かけたりしようものなら、うちはもう快適この上ない研究空間となる。日頃研究の手がまわらなかったグラビアアイドルなどをつぶさに精査することができるのだ。


ああ、夏休み。これぞ大学教員の醍醐味。あと10ヶ月ほど夏休みがあれば文句ないのだが。