『敦賀蓮 殿

今日の夜10時に、ランドのプリンセス城極秘の部屋へご招待するわ。シンディtimeまで、貴方の大切なお姫様と是非ランド内デートしちゃいなさいな!ああ、LMEVIPカードは、忘れずに携帯してね。by サラ』



 

ランド最高顧問のサラ・スミス(敦賀氏ご母堂)から連絡が来たのは、最上さんからのランドメールが来て1時間後だった。



「......俺じゃ、ダメですかね?」



事務所からの強制命令で、夕方からの仕事調整をこなした社さんと一緒に、ランドに来てみれば、、

ハイホーな小人の衣装を着せられ、たどり着いた部屋には、最上さんが眠るランドの有名裏ミッション


『愛する人のキスのみ、目覚めるお姫様』


これは、、俺がするしかないだろう……と、


しかし、、社さんとリンゴの事で手間どり油断した俺たちのいる部屋の先に、あろうことか王子が到着してしまった……



キスだけでは終わらない!~愛しのお姫様たち~ 裏


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「俺が王子を止めますので、社さんはそこのクローゼットからsleeping美女用のかつらを捜して、最上さんのwhite雪姫のかつらと、取り替えておいてください!」


裏イベントの参加者以外立ち入り不可のプリンセス城(修繕日)

それなのに、アイツまでここに入ってこれたということは、、LMEが絡むイベントにフリーパスの『LMEVIPカード』をアイツも所持しているということだ。


まさか、サラがそんなことするわけがないから、


また……社長か💧


これはきっと、最上さんとの報告をしなかった俺への報復だな。



幸い最上さんの着ているドレスは、sleeping美女風のドレス(white雪姫のドレスはクリーニング中で足りなくなった😌)黒髪のかつらとハニーブロンドのかつらを取り替え、ここに眠る姫にキスをする権利を、アイツから消滅させる!


続き部屋の隠しドアを少し開けて、隣の部屋の中を窺えば、、やはり不破が、white雪姫の王子の衣装を纏っている。髪は何時もの金髪だが、変装のつもりか夜目にサングラス……


王子にサングラス?ふん、


最上さんの王子様は最早俺だけ。不破にはさっさとご退出願おうか。


さて、、、と、



では決戦だ!




いつもより更に恐怖感を増した、BJ仕様(ハイホー小人)の俺は、一旦廊下に出ると、


〈バン!!〉



音を立てて、隣の控え室のドアを開けた



▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶




「キョーコちゃん、頭上げるよ。ちょっとゴメンね?」


その頃、キョーコの頭から黒髪のカツラを外し、金のsleeping美女用カツラに取り替える社がいた。


ブラシを手に持ち、慣れない手つきでsleeping美女姫の髪を整えながら、少し開けた隠しドアより漏れ聞こえる会話にドギマギしている。


『ああ~?アンタ誰だよ!

ぷっ、、何それ!そんな抹殺者ばりの真っ黒な全身にサングラスの怖っえー姿!なのに、、ハイホーな小人の衣装って、アンタそれ、ギャーハハ!うける~~!!!』


『はあ?????

隣に居るのは?sleeping美女姫だから、、white雪姫の……王子の俺は?キャラクター違いだから、帰れってぇ??』



『!!!王子さま、てっ、、え?あんたが?やるの?』


『ぅっっっそだろ??なぁ、プリンセス城の侍女(スタッフ)の皆様も、、ほら、目をそらし、笑いを堪えているじゃねえか!ププププ!!』



「うっぷ!」


思わず社も想像してしまい、、手で口を被り、吹き出しそうになるのを我慢した。、



さあ、皆さんも今までで一番怖いBJを思い浮かべてみよう!



大柄で全身真っ黒な上、サングラスをかけた死神が、ゆらり……と立ち上がる。見上げるサングラスには、恐怖におののく己の姿が消え入りそうに浮かぶ。



ぶーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!


ダメだぁ、、

どうしても、頭のハイホー帽子(黒)と白いあごひげがぁ、


ぶふぶぶぶぶぶぶっふぁっっっはははははははははははははははははははははははははは!!!!!


隠しドアを閉め、社は思いっきり吹き出した。


「ひーひひひひひ、、ひ、はぁ、と💦しまった。ところで、、、


あれ?蓮はどうなったかな?」




先ほどから、どうにもこうにも隣から聞こえてくるのは、松の威勢の良い声ばかりで、蓮の情勢はよくなさそうである。


「やばいな、、このまま不破が来ちゃったら、俺は侍女(スタッフ)さんたちにつまみ出されて、キョーコちゃんは不破王子の餌食、てことに……」


ーぎぃええええええ!そこはマネージャーとして、なんとか防御しましょうよ、社さ~ん!!ー


催眠術により、眼を閉じたままのキョーコが焦りに焦る!


「よ、よし。俺たちはキョーコ姫のナイトだ!たとえ蓮が不破に突破されたとしても、俺が絶対にお姫様を守るぞーーー!!」


ーそ、そうです、やしろさ~ん、頑張ってください!!!ー


表情は動かないながら、キョーコはほっとする。

だが、、此処でとんでもない男が登場した。



『じゃ、僕が王子様になって、princessキョーコにキスしようか?』


本物の王子様登場である♡


「「「「きゃぁあああーーー!!!プリンス#&★★#」」」」




ショービズ界のプリンス・セディこと、セドリック・D・ベネット


闇ミッション参戦!



『▶#♡{{☆*テメーー、こんなとこまでついて来るんじゃねぇ。バカなこと言ってないで早く帰れ!!』


『やだなぁ、君と僕との仲じゃないか。なのに君、空港からダッシュで逃げるんだもの。捜し出すのに苦労したよ!』


「「「!!#★◇♬«*▷&♡♡」」」


『おい!!本物の王子様だからって、何でこいつにミッションをやらせるんだよ、冗談じゃねえぞ!』


「「「X&★*◇」」」


『こら、、そこの侍女!セディのキスで目覚めなかったら、次は俺にすればって、、


、、、、何で俺が2番目なんだよ!!


『いいじゃん、、君でもダメだったら、、クスクス、、ほら、そこで魔界の王子然として、僕たちを射るような視線を向けてる彼、、彼に3番目のキスをするチャンスをあげれば?』


『んあ、、お前もソイツも、キョーコに触れるな!アイツの唇は俺のモンだ!それに、アイツとキスしたのも、俺しかいないんだし、、、』


「#*X&*▷」


何だとーーー??


「♡&★★♬♬♬#*」


『キョーコのファーストキスは、自分だって?はっ、、バカやろう、キョーコのファーストキスは俺だって言ってんだろ!『#&***&』!!てめぇ、まさか無理矢理、、』


「……??えあえと、、、ま、まままままぁ、、付き合ってんだから、、マネージャーとしてはキスぐらい……許容範囲内?


驚きの告白に、社、、、、

マネージャーとしての線引きを誤作動中(笑)


ー社さん!誤解ですぅ、、、あれは多分敦賀さんが、ショータローを牽制するための嘘です!ー

嘘ではない😎事実である


「「「では*▷▷«*♡?」」」

『止めろーージャンケンなんか、もっと、最悪だ!!』

松、ジャンケンは最弱王子らしい


『だから、僕が行くよ♪』


『俺だって言ってんだろが!』



ーいやぁ~敦賀さん、助けて!ー





「おいおい、、何時まで続くんだ、これ?」


隠しドアの向こうも此方も、カオスとしてきた、、が!



『・・・・・』


「「「「『!!!!!』」」」」





「?????ん?」


ー?????あれ?ー



突然の静寂が訪れる



そして


〈キィ、、〉と、隠し通路のドアが反対側から開くと、


「あ、ピンクのハイホー小人さま。間もなく王子がこの部屋へいらっしゃるので、ミッション完了までこちらの通路で待機なさっててください。くれぐれもミッション中は、覗いちゃいけませんよ?」


と、侍女(スタッフ)さんたちに腕を引かれ、社は通路に押し込められた。


『わ!あーーー、え?誰が来ることになったんです-*?バタン!



ーえ?え?え?ややや社さん?戻ってきてくださ~いいいぃ


誰が来るんですか?


敦賀さんですよね?


princeでも、嫌ですよ?


ショータローなんかだったら、敦賀さんの大大大魔王の焼く、大きなお餅が、膨らんで、、


〈キィー〉


ーいやぁ~~~来ちゃった!!ー


微かに軋むドアが開く、、足の長い絨毯は、その人の足音を消してしまい、キョーコのよく知る各々の音全てを吸収してしまった。


ーいやああ、何の音も聞こえない~、どっち?敦賀さんと、バカショーのどちらが一番手か分からない!はっ、、まさかprinceセディだったら、、イヤイヤイヤイヤーー、敦賀さんじゃなきゃいやよぉ💧ー



やがて、一番手の王子様の声が聞こえた






「起きて、XXX姫……」


唇に感じるのは、力強い意思を感じる男性のそれ。


ん、、あ…………?、



ボイスチェンジャーで変えられた声は、甘く唇に載せられ、キョーコの上を這い回る。



ー眼、眼が、、、瞼が開かないーーーーーー、、と言うことは、この王子様は敦賀さんじゃないの?・・・そんなぁ~~~!!!




やがてその唇は、キョーコの身体を下降して行き、、それと共に身に纏う柔らかな布が剥ぎ取られていく


ーう?!!!ー


少し肌寒さを感じたのは、キョーコののささやかな胸が剥き出しとなったせい、、、そこに誰かの濡れた唇が届いた....瞬間!


キョーコの意識は完全に覚醒した。


「待ったあ!!お姫さまを起こすのは、唇への…ン、キ、、キキキキスだけのはずです、王子様あ!!!!」





ガバッと、飛び起きたキョーコ姫と金髪碧眼の王子が見つめ合う



『あ、、、あーー????あ?』



「よかった、キョーコちゃん!もう、口づけだけで起きないから、どうしようかと、、、」



「へ?あれ??敦賀さんじゃなくて、、コーンなの?...うっ、、そ、、、、、」



キョーコの顔が、美緒ばりの悪鬼に変化していく。




「あ、、あれ?……キョーコ...ちゃん💧君の顔が、とても恐いんですけど?」



はだけた胸元を隠し、、美緒キョーコがギロリとコーン(蓮)を睨んだ。


「よくもよくも、一度ならず、、二度も三度も、、唇を奪っっっただけでなく……胸まで、、、


あーーーん💧敦賀さんには唇どころか、指一本だって触れられてないのに、、どうしてコーンばっかりぃ!!!!!



ばかぁ、、コーンのばかぁーーー!敦賀さんのばかぁーーーーーーー!



「だ、だから、、俺のキスで目覚めないと、次セドリックがキスして、それでもダメならアイツになるから、、」


他の男に触れられるぐらいなら、何としても自分の番でキョーコに目覚めてもらわなくてはならない。苦肉の策として蓮は、変装を解き妖精王子のコーンとして、闇ミッションの一番手を強奪!

そして、、チョットだけ暴走した(胸をはだけキスまでするのは、チョッとだけではないと思うが😓)

やっとキョーコが目を覚まし、ほっとするも、、、ふと、疑問が、



「、、で、キョーコちゃん。コーンの俺より、敦賀さんに怒りが向いているような気がするんだけど、、どうして?」



「うぇ?」



「キョーコちゃんは金髪碧眼の王子様が好きだから、俺が無理言って敦賀さんと交代したんだけど、、、あれぇ?」


「ぅ💦💦💦💦💦」


「キョーコちゃん、、敦賀さんにキスして欲しかったの?」


「💧💧💧💧💧💧」


「もしかして、その先も?ごめんね、、俺が先にしちゃって💚」



「💧」


「じゃあさ、敦賀さんを呼んでくるから、、今夜はランドホテルでたっぷりとしてあげてね?❤️」


キョーコ姫をお姫様抱っこし、素早く王子はミッション部屋を立ち去る。




……やがて、、、〈キィ〉と隠し扉が開き、ドタバタドサッと王子たち、ピンクハイホー小人、侍女(スタッフ)の方々が、こけつまろびつ部屋に倒れ込んだ。


「おい!メガネの兄さん、、あんたが此処にいるってことは、アイツ、、、、、、、、、敦が、むぐ!」

「わあああーーーー!!不破君、の名前😱言っちゃダメ!」

「ああ~確かに、あれは敦賀蓮こと久遠ヒズリだね。」

「「「「え!!!敦賀蓮に不破ショー?????」」」」

「「久遠?アイツの本名か?」」

「「「「敦賀蓮さまが、ランド史上最大の破廉恥ミッションクリアー!これは早速、ランドのホームページに載せなくては!!」」」」

「え?待って、、そんなこと、ああああああああ?、え、クオンって誰?、あ、ヒズリだから、クーの息子?えええええええ?蓮が????これってどうすりゃいいんだ!」

「そんな事より!キョーコを取り戻せよ、こら!!」

「なんだ、やっぱりフワショー君も京子のこと好きなんじゃん!」

「「「「きゃああああ!!ホームページに《蓮京子尚の三角関係》記事追加♡」」」」

「止めてくれ!!!!!」



延々とトップシークレットバレの危機が続く...




訳にはいきません。


(楽しいけどね🍑)






心配で潜んでいたランド最高顧問&催眠術士サラが、綺麗に皆の記憶を消し去りました。


蓮氏は、あと少しでキョコちゃんとホテルin……というところで、LME捜索隊に捕獲されたそうです。


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このお話を投稿しようとして、うっかり本誌を読んでしまい、急遽感想をupしました(∧ロ∧)


本誌の心残り『お姫様抱っこ』


頂きました(*⌒▽⌒*)