webで南信州の美味しそうな和菓子を探していると「筒兵あるが」の草餅が目に留まりました。写真を見た感じは美味しそうです。伊那市方面に新栗のモンブランを求めて出かけたついでに「筒兵あるが」に寄ってみました。
車を止めるところがないので、渋々路上駐車です。歩道の木には「新草餅」の看板が立てかけてあります。店の見栄えは、ややくたびれたような感じですかねえ。店内の和菓子を探すとショーウィンドーの一角に「新草餅」だけが八個程残っていました。他の和菓子は売れてしまったのか?ご主人に尋ねると、草餅を作るのに手いっぱいだそうで、他のものは作れないようでした。普通の大福餅より草餅の方が要望が多いこともあり、一年中作っています。
朝生菓子の「新草餅」は、早く食べないと時間とともに固くなってしまいますので、車の中で早速いただくことに!
餅は、薄めでやわらかく羽二重餅のような歯応えです。少し苦みを感じるヨモギの濃さ、しっかりヨモギを使っているんでしょうね。これぞ草餅っていう存在感を放っています。そしてほんのり塩味が効いたあっさりつぶし餡が柔らかい餅によく合いますし、草餅をより美味しくしています。各地で草餅が作られていますが、これ程美味しくいただいたのは初めてです。涙が出てきそうです。今までの草餅は何だったんだとね・・・!
1個110円で、なくなり次第販売終了なので、あらかじめ電話で問い合わせしておくのが良いですよね。
あるがさんの新草餅を翌朝頂きましたがとっても柔らかいままでした。GOOD!
駒ヶ根は草餅のレベルが高いようです。駒ケ根市北町「円月菓子店」の草餅もヨモギが多く入っていて、人気のある一品のようです。機会があれば寄ってみたいお店です。
筒兵あるが(つつへい)
住所:長野県駒ヶ根市赤須町9-14
Tel:0265-83-2552
交通手段
小町屋駅から562m
営業時間・
定休日