清水区の興津(おきつ)は あんこで有名な地域です。興津出身の二人が餡を作る機械を発明したことにより製餡業の技術が進歩したようです。この興津には何度も足を運びましたが、まだ気になっている店がありましたので興津に出かけてみました。
生どらが売りの創業大正5年・老舗の和菓子屋「うしほ屋菓子店」です。イメージ 1イメージ 2イメージ 14
店の横には、広さに余裕のある駐車場があります。店の外観を見回したのですが看板が何処にも見当たりません?珍しいですねえ。
店内には上生菓子などキレイな和菓子・洋菓子がたくさん並んでいました。イメージ 4イメージ 3
NamaDora」と書かれたパッケージの生クリームどら焼き。クリーム入り(120円)とクリーム+餡も入った きんとき(140円)の2種類です。生ドラは余り期待していなかったので各一つずつとチューチュー餅を2個GETすることに!!イメージ 5
 生どらなので早く食べた方が良いかなってことで、店から車で10分程の薩埵峠(さったとうげ)で富士山を見ながら頂くことにしました。イメージ 6
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  この生どら、食べた瞬間に皮が一般のものとは違っていることに気づきます。ふわっとしてて、どら皮の味とは別物の様でした。パンケーキやホットケーキともやや違うようで、生クリームは思っていたよりあっさり味で皮とのコンビネーションが何とも言えない美味しさでした。すげ~美味しかった。
餡入りの方は、中央部に餡がちょこっと入っていますが、生クリームだけよりコクがあってより美味しく頂けました。餡は、この位の量で正解ですよね。初めに予想したいたより凄く美味しい。でも後の祭り、もっと買っておけばよかったと後悔・・・。イメージ 9
 店内にちいちい餅ののぼりがあったのですが・・・?店の人に聞いてみると静岡市清水区に「ちいちい餅」という餅があるとのこと。ねずみの形ににているので、ねずみの泣き声「チュウチュウ」から「ちいちい」と名付けられたという説があります。
 「ちゅうちゅう」とも呼ばれ、静岡市清水区を中心とした地域の人たちに古くから親しまれている大福餅。もともと法事用の和菓子で普段でも食べるようになったそうです。 
  この店では、「チューチュー餅」として売られていました。イメージ 10イメージ 11イメージ 12
  写真を撮ろとして餅を千切ろうとしたんですが40cm位も伸びて大変でした。ちいちい餅の中にはこし餡がたっぷり。味は、まるで赤福餅を食べているような!餅は見た目よりも柔らかく、餡は赤福餅より上品な甘さで美味しく頂きました。オオオ~って感じで至福のひと時でしたよ。イメージ 13
そうそう、うしほ菓子店のある通りには「望月菓子店」「ずんどう焼本舗」の店があったのを覚えていますが、閉店してしまったようです。残念です!!
 
うさぎ ふなじ うしほ屋菓子店  うさぎ
住所:静岡県静岡市清水区興津中町385-9
TEL0543-69-0341
交通手段:興津駅から328m
営業時間:9:0019:00
定休日:月曜日