金沢の7月1日(旧暦6月1日)は、氷室の日。江戸時代、加賀藩より氷を将軍家へと献上した日でした。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/07/m2019i/99/4c/j/o0800060014441695405.jpg?caw=800)
氷室まんじゅう(1個141円内税)
氷室饅頭(ひむろまんじゅう)は、石川県に古くから伝わる和菓子。毎年7月1日の初夏に食べられる縁起菓子です。現在は、こし餡の入った丸型の酒饅頭が多いようです。皮の色は白、赤(桃色)、緑の三色があります。何故3色なんでしょうね・・・・?
加賀藩より氷を将軍献上のために無事届けられるように、神社に饅頭を供えて祈願されました。そんな事から、町民にもこの日は氷のかわりに饅頭を食べる風習ができたようです。また、この饅頭を食べることは夏を越す体力を養い、無病息災を願う意味もあるようですよ。
そう言えば、関西や北陸地方に地域の食文化として、夏バテ防止に「土用もち」を食する習慣があります。先人の知恵が生んだ夏の健康対策でしょうね。小豆にはビタミンやミネラルなど体力維持に必要な成分がバランス良く含まれていますとさ。
ドライブ中のラジオからは、氷室まんじゅうの話題がよく取り立たされていましが、出世にも良いということのようでしたので、皆さんこぞって買い求めるようですよ。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/07/m2019i/8d/32/j/o0800060014441695430.jpg?caw=800)
この時期、北陸のどの和菓子店でも「氷室まんじゅう」が作られるようで、街のあちらこちらに「氷室」ののぼりを見かけました。北陸の夏の訪れですかね。
結構美味しくいただける酒饅頭(麦饅頭)ですので、何個でも食べられそうです。
そうそう、氷室まんじゅうのこし餡より、好みで粒あんが食べたい人もいるようですが、基本はこし餡のようです。粒あんの店を探すのも大変なようですが・・・? ![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/07/m2019i/c6/00/j/o0800060014441695458.jpg?caw=800)
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/07/m2019i/c6/00/j/o0800060014441695458.jpg?caw=800)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/07/m2019i/c8/d4/j/o0800060014441695494.jpg?caw=800)
「うら田」さんの氷室まんじゅうは、色によって餡が違うようですよ。![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/07/m2019i/26/69/j/o0800060014441695521.jpg?caw=800)
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/07/m2019i/26/69/j/o0800060014441695521.jpg?caw=800)
赤:つぶ餡 緑:白餡 白:こし餡
うら田 本店
住 所:石川県金沢市御影町21-14
T E L :076-243-1719
交通手段
北陸鉄道バス 御影町(みかげまち)バス停から徒歩約2~5分
(上下線でバス停位置が全く違うので要注意)
野町駅から1,171m
営業時間:[月~土]9:00~18:00
[日] 9:00~17:00
定休日:不定休
ホームページ:http://www.urata-k.co.jp