塾選び


中学受験を視野に入れた場合、
最初に考えるのは
「どの塾に通うか?」ではないでしょうか。

塾選びの基準には、

・自宅から塾までの距離
・塾の知名度
・合格実績
・授業内容
・費用など、

さまざまな要素があります。



わが家の場合、
小学校受験のときに
お世話になった先生から、

「中学受験なら、
四谷大塚がいいと思いますよ」
アドバイスをいただいていました。

そのため、
当時の私はあまり深く考えることなく、
四谷大塚に通うことを決めました。

そして、
中学受験を終えた今振り返ってみると、

「わが家は、四谷大塚でなければ
合格できなかったのではないか」

と思っています。

その理由の一つが、
校舎の先生方が
生徒一人ひとりに寄り添って
くださったことです。

しばらくの間
上のクラスから落ちたり、
また上がったりという位置にいました。

親としては、
「もう少し勉強してくれたら……」と、
日々悩んでいた時期です。


そんな小学5年生の頃。

先輩方の合格実績が学校ごとに
張り出されていたとき、
担任の先生から、

「君なら、一番右の学校に名前がのれるよ」

と言われたそうです。

そのことを、
とても嬉しそうに
私に話してくれました。

また、
宿題を提出すると、
先生が励ましの言葉を
添えてくださったり、
授業の中でも声をかけて
くださったりしました。


そのたびに、

「先生にほめられた!」と、
嬉しそうに話していました。

高学年になると、
親の言うことを素直に
聞いてくれなくなることもあります。

そんな時期だからこそ、
担任の先生からの言葉や働きかけが
与えた影響は、
とても大きかったと思います。


教材や学習スタイル


塾によって
教材や学習の進め方にも
違いがあります。

四谷大塚や早稲田アカデミーでは
「予習シリーズ」を使い、
次の授業で扱う内容を家庭で
予習してから授業を受けるスタイル。

一方、
サピックスでは授業当日に
教材が配布され、
授業で学んだことを
家庭で復習するスタイルが基本です。

いわゆる「予習型」と「復習型」の違いです。

どちらが良いということではなく、
子どもによって取り組みやすい
学習スタイルは違うと思います。

わが家は結果的には、
予習をしたことはありませんでしたが(笑)、
予習シリーズが
合っていたのだと思います。

そして何より、
校舎の先生方が
寄り添ってくださったことが、
大きな支えになりました。

もちろん、
お子さまによっては、
自分で計画を立てて
勉強できるお子さまもいらっしゃいます。

そういう場合には、
塾選びについても、
違った考え方があるのかもしれません。

また、
同じ塾であっても、
校舎や先生によって雰囲気が
違うこともあると思います。

わが家の場合は、
結果として「塾の名前」だけではなく、
性格や学習スタイル、
そして何より、
先生との相性が大きかったのだと思います。

塾を選ぶときには、
合格実績だけを見るのではなく、

「この塾、この校舎、この先生は、
わが子に合っているだろうか?」

そんな視点も、
塾選びの一つの参考に
なるのかもしれません。