何度も前を通り過ぎていたにもかかわらず、なかなか訪れるチャンスがなかった工場跡博物館にやっと行くことができました!
以前メーカーで長く働いていたことがあるので工場見学が大好きな私、、、!
ワクワクです。
ところが、この博物館について地元のインドネシア人に聞いてみると、あまりいい評判でない。
・面白くない
・高い(一人確か40,000ルピア)
・さみしい
・あまり興味がない などなど、、、
どうして?!
そこんとこも検証せねば。
↓こんな素敵なのに!!!
大きな煙突があって、ここからもくもくと甘い砂糖の煙が毎日立ち上っていたと思うと、ちょっとチャーリーとチョコレート工場のイメージ。
建物の作りがかっこいいです。
一緒に行った地元の方がお墓参りに行きたくて時間がなく、すごーく急いで回ったのであまりよく見れなかったのですが、インドネシア政府管轄の工場だったとはいえ、やはり導入時はオランダ東インド会社の指導で建てられたようです。
なぜか、、、めちゃくちゃ見たこともないすごいフクロウ系の鳥が5匹もいる。
急にハリーポッター。
すごーい!!かわいい~
1人5000ルピアで持たせて写真を撮ってくれます。
どこからこの鳥はやってきたのかと聞いたら、スマトラだそうで、やっぱりめっちゃかわいそうです。
それでも、こんな希少種の鳥を間近で見て触れて一緒に写真を撮れるなんて大興奮。
(ダーウィンが来たの大ファンですから)
すごく大きくてでもおとなしくて賢く、眼力鋭くてハラハラしました。
工場内の見学。
工場は本当に大きくて、いろいろな説明や展示がありました。
説明するお姉さんがついてくれたのですが、一方的に話し続けるので、ついて行くのが大変だった。(ちょっと愚痴ってしまいすみません)
やっぱり自分のペースでゆっくり見て、私の質問にはちょっと答えてほしいなーと思ってしまう博物館オタクです。
(私の質問とは、サトウキビのかすはどう処理されていたのか、とか、そのサトウキビはどこで生産されていたのか、とか、砂糖の出荷先やそれで利益を得ていた団体はだれなのか、、、とかガイドさんにはわからない質問だったのです、ごめんね)
砂糖の製造工程には熱処理もたくさん必要で、いろんな窯やトンネルがありました。
砂糖の工場へ入る鉄道があったんですね!
そういえばソロでやり残したことの一つがあるのですが、ソロ市内のメインストリートを通る現役の蒸気機関車があり、それに乗るることなんです。
いつどこでどこまで運航しているか謎で、いつか絶対乗るぞ!
Di Surakarta, Kereta Api Jalan Di Tengah Kota ! Kok Bisa ? - CHANELNUSANTARA.COM
わたしが疑問に思った、大量のサトウキビのかすの図がこれ。
このゴミは、牛の餌?とすると究極のリサイクル?
大きなタンクで何やら製造される工程です。
このタンク、一緒に人を映していないので大きさがピンときませんが、めっちゃでかいです。
タイルの感じがとってもいいです。
人も少なく、広々してとてもお洒落な工場博物館です。
大好きになりました。
演奏会ホールのあり、いろいろな音楽イベントや有名人の大結婚式なども催されているそうです。
ちょっと気に入ったのが、博物館併設のこのカフェ。
注目は横のレールあと。
ガテン系なインテリアがナイスです。萌え萌え。
ゆっくりコーヒーを飲みたかったのですが、この時点でめっちゃ急かされていたので急いで写真におさめるのみ!
次はゆっくりお茶を飲んで当時の風景を妄想したりしたいな。
こういう金属系のパイプゴロゴロ&建物浸食の熱帯の樹木、いいですね。
というか、このタイルの模様おしゃれ。
若い人もちらほら来ていたのですが、どうも佐藤製造や工場の歴史を勉強するというよりは、インスタ映えするから自撮りや動画を撮りに来ることが第一目的だったようです。
それはそれで今どきの施設の使い方、面白いです。
結果、この博物館はめちゃくちゃ面白かったです、私的には。
行ってよかった!というか、また行きたい!
おまけ
一緒に行ったお友達は82歳の日本人とインドネシア人ハーフの女性なのですが、なんと日本語学校を運営されています。
いつも行ったらおやつや果物をたくさん出してきてくれます。
みんな本当にやさしい。