ジャカルタ駐在3年ほどになりますが、インドネシア国内でほかの島に旅行に行ったのはウブドだけ。
他はずっとジャワ島をうろうろしています。
 
でも個人的に、ジャワ島は文化が豊かでとても面白くてまだまだいけていないところがたくさんあるな~と思っています。
 
今年に入って急にお気に入りになってしまった「マラン」。
 
マランと言えば川沿いの貧困層の村をペインティングしてきれいにしたプロジェクトが有名です。
その一つ目の青い村、「Kampung Warna Biru Arema」

 

入り口はちょっと難しい(というかいろいろな入口がある)のですが、とことこと階段を下りていくと青い村に入れます。

 

かつてはスラム街として知られていたエンボン ブランタス村の500戸の家がプロジェクトによって青く塗られたそうです。

壁の画力がすべてなかなかすごいのですが、職人さんや絵描きさんがやってきて描いたとのこと。

 

青く塗ると同時に街を清潔にしようという取り組みもなされたとか。

 

青い空と青い家、ちょっとここはインドネシア?と思ってしまいます。

 

人々が普通に生活しているところを徘徊するのはちょっと気が引けますが、そこはインドネシア、村の人はのんびり、道に迷っていても優しく教えてくれました。

 

掃除しようという取り組みと一緒に、緑をたくさん植えることも始められたそうです。

 

小さな観葉植物たちがとてもかわいい。

 

壁のはがれた感じがとても絵になります。

 

村の人みんなはアレマチームの大ファンだそうで、その絵もいっぱい!

 

川の向こう岸も青い村。

時間があまりなくてそっちの方には行けなかったけど、延々と続く街並みでした。

 

この通り、蛇行する川のそばにある村。

インドネシアは雨季には本当にびっくりするぐらいの雨が一度に降るので、きっと何度も水に飲み込まれてしまったのではと思います。

 

どんな小さな角っこも青くペイントされ絵が描かれていました。

 

 

おまけ

 

野菜やちょっとした食べ物を売るお母さんのお店。

世間話に花が咲いていました。