この日の最大の目的は実は新年を祝うための花火を買いに行くことでした。

濃い~エリアにあるので、ちょっと元気がいります。

なので、ついでに行きたかった寺院や教会をすべて網羅して訪問してみました。

(日本からジャカルタに遊びに来てくれていた友人を引き回すという蛮行も並行して実行)

 

花火を無事購入した後は、もう着任時からずーーーーっと気になっていた中華風教会へ。

 

インドネシアで最も古い教会の建物は、なんと色は赤と金が主流なのだそうです。この教会は移民が多く来た、典型的な福建省または中国南部の建築様式をそのまま保持しているそうで、なんとも面白いですね。

 

いろいろ調べていたらインドネシアのユニークな教会の記事とかも芋づる式に見つかりました。しかしグーグル翻訳の精度が最近あがっていてすごい!

8 Gereja Unik di Indonesia, Ada yang Mirip Kuil dan Pura  (kompas.com)


教会の前の竹には、こんなかわいらしい装飾も。

 

教会の庭にはマリア像が配置されています。

インドネシアの教会に行くと、だいたいこういうカラフルなマリア様の場所があるのです。不思議。

 

こちらはイエス様と教会の鐘。

この日は正門は閉まっていて入れないかな~と周りをうろうろしていたら、たむろしているオッサンに「あっちから入ったら開いているよ」とアドバイスを受け、無事潜入というわけ。

 

事務所の人も勝手に入っても気にしない様子で、ミサもなく門やドアは閉まっていて電気も消えているけれどふら〜っと入って教会の内部を見学。

なんとも、中華風でした。

宗教施設には通常お布施BOXがあるのでいつも少しだけ寄付をします。

 

目立つステンドグラスはなかったのですが、天窓の装飾がとってもステキ。

下の枠の方がやっぱりちょっと中華っぽい気がします。

 

教会内部をうろうろ、、、この通路、なんだか地中海に来たみたいですね。

めちゃいいお天気で、風もなびいて日影に入ると涼しく、友達と見返り美人図の写真を撮りあいっこしました(旅の恥はかき捨てですから)!

 

お次は真向かいにある「FAT CU KUNG BIO」

儒教と仏教徒が祈れる場所だそうです、でもなぜかガネーシャとかいっぱい。。。ヒンドゥーもOK?謎!

またまた新聞検索によると、Fat Cu Kung は、仏教、道教、儒教の間で幸運の神としてあがめられるそうで、一方ではギャンブルの神という名もあるそうです。ほんとかな。

 

そしてその少し先にある寺院も参拝。

Wihara Dharma Jaya TOASEBIO。

 

とにかくインドネシアの寺院はどこ行っても真っ赤っ赤。

迫力がすごくて、いっぱい神様がいてどうしていいかわかりませんが、ここでもちょっとだけお布施をして、お線香をちょっと供えてみて、適当に?神様たちにいろいろ頼んでおきました。

 

入り口の門が、もう俺たち最強何も寄せ付けない、というガチなおっさんの絵で、よかったです。

 

天井の龍が真っ青な空に映えます。

2024年は辰年ですね!(でもこの日はまだ12月中旬でした)

このお寺でもいろいろとお願いしておきました。

 

 

さてさて、今回わざわざ日本から初めてジャカルタに来た友人を、メイン観光地のグランドモスクにもカテドラルにも連れて行かず、花火を買いに行く前にまず連れまわした最強の場所はこちら。

 

Gereja Sion

1695 年に建てられたジャカルタ最古の教会で、写真をインターネットで眺めながらもうずっと憧れていた場所です。

コタからもグロドック地区からもちょっとだけ離れているので、暑い中一人で汗だくで歩くのは辛い。。。ので誰かを道連れに。

空も真っ青でまあなんとステキなところでした。

 

教会の高いところにある窓も、ハートマークがとてもかわいい。

中央ジャカルタのモスクやカテドラル周辺とは全然違い、まったく観光地化されておらず、訪問客はクリスマスの前の週なのに私たちたった2人。

この時間、独占できて本当に幸せ。

 

二階部にはなんと、当時のままのパイプオルガンエリアがあります。

すごーい!
全部とっても歴史の重みを感じて、落ち着く場所です。

(ちょっとここまで歩いて行く道が若干治安悪げで怖いかもしれない、私は大丈夫)

 

管理人のおじさんが得体のしれない外人の私たちに勝手にパイプオルガンを弾かせてくれました。

コンプレッサーで空気を送って、しばらく時間が経ってから音が鳴ります。感動!

すごい素晴らしい体験をさせてもらいました。

 

正面の様子です。

ゴテゴテした飾りはなく、SIONというフォントもとてもいい。

 

パイプオルガンは本当に古いもので、今なお礼拝時に使用されているとのこと。

キーに書いているのはオランダ語ですね。

こんなもの、普通は一般客に触らせたらダメですよねー(笑)

そこは私のフレンドリーなコミュニケーション能力のたまものということでお許しください。

 

この日はクリスマスの前の週で、ツリーや飾りつけもされていて、とても良い教会のムードでした。おじさん、教会内を案内してくれてありがとう!!

 

 


カオスと呼んでいる花火エリア。

ちなみに、わたしはちゃんとした店(ちゃんとしたという定義、謎!)を知っていて、行きつけにしています。


 

おまけ

 

既にご想像のとおり、わたしはちょっと時間があると、パソコンで地図を開き、いろいろキーワードを変えて検索してみて、気になる場所やスポットを発見したら引き続きネットで検索しそこの写真を閲覧しまくっています。
その写真も割と自撮的なものが多くて、個人的に有益なものをふるいにかけるのは結構面倒くさいですが!(笑)
 
 
インドネシアはふとした街角で、こんな風に木陰でミシンを踏んでいるおじさんとかがいたりして、そんな風景とてもいいですね。大好きです。