久しぶりに映画を見に行きました。

肝細胞ガンで余命宣告をうけたプロウィンドサーファーの飯島夏樹さんの映画。

『life 天国で君に逢えたら』

この人の闘病生活と父の状態が時期的に同じくらいだったから、毎日ブログをチェックしてた。

余命宣告から半年も長く生きた彼と家族の話。

闘病というよりかは、ガンとの共生という方が正しいのかも。
私のお父さんもだけど、余命を知って生きるのは、考え方によっては、幸せなことだったんじゃないかなと少し思う。

本人も、家族も、その時がくるまでにいろいろと心の準備ができるから。

後悔しないようにって生きてても、やっぱり時間が経つと後悔はある。

けど、やらなかった後悔は少なくてすむ。

だから私はこうして父の死を受け入れられているんだと思う。

きっと飯島夏樹さんの家族もそんな感じだったんだろな。

毎日が最期の日で、

朝、目が覚めると、

また今日がやってきたことに喜べて…。


だから映画もあんなに爽やかにできたんだろな。


そして、主演の大沢たかおが飯島夏樹さんにあまりにそっくりで鳥肌がたちました。

海辺を歩いてるシーンとか、生き写しかと思っちゃうくらいに。

この人の本がまた読みたくなっちゃった。

読書の秋一発目は飯島夏樹さんの本にしよ~っと。