以前にも書いたけど、ELTの「きみの て」 っていう曲、



携帯の着信音であり、車に乗っているときはいつも繰り返し繰り返し聞いています。



なんなんだろ、この曲を聞いているとお父さんが側にいるような感覚になります。



この曲が流れていると、心が落ち着きます。



これまで、音楽をこんな風に感じることはなかったんだけど、



今はお父さんを感じるために聞いているっていう言い方が正しいのかも。



音楽を通して人を感じる。



音楽にはこんなチカラもあったんだなぁと知りました。



ほんと不思議。



これからもお父さんを感じるためにこの曲を聞くんだろうなぁ。



生前のお父さんの姿が映ってるDVDが2枚あります。


妹の結婚式と友達の結婚式。



生前最後となった写真がデジカメのなかに入っています。



お父さんの声が、携帯の留守電に残っています。



私はまだ、見ることが出来ずにいます。



留守電にはいっている声も聞く勇気もなく、消す勇気もなくそのままです。



生きていることが当たり前だった今までと、もう会えなくなった今、



生きていること、生きるって事、そして死ぬって言うこと。



本当に不思議なこと。


けれど必ず誰にでもやってくること。



生きている今、生きていくであろうこれからの私。


何の為に生きるんだろう、何のために生きて行きたいんだろう。



漠然としてしまっているその方向を、ゆっくりと定めて行きたいです。