今日は訪問看護婦さんが来て点滴をしてくれた。
カリウムの数値が低いことから今日は、点滴の中にカリウムの注射液を2本入れた。
点滴もいつもよりゆっくり目で滴下する。
点滴を始めてしばらく、体の不調を訴えていたけれど、途中で中止することなく点滴が体の中に入った。
だけど、やっぱり調子が悪い。
最近はモルヒネも経口投与ではなく、モルヒネよりも強い麻薬の貼り薬(デュロッテップ)を3日に1度はりかえている。
腹水もだいぶたまっているらしく、お父さんの体は、栄養失調の子供のような体つきをしている。
お腹はパンパンに腫れていて、お腹以外はガリガリ。
ずっと寝ているとお尻が痛いらしく、床ずれが出来ないか心配。
床ずれは、栄養状態が悪かったりすると一晩で出来てしまう厄介者。
今毎日欠かさずやってるのは、お父さんの足のマッサージ。
苦しくても、機嫌が悪くても、足を揉んでくれと父は言う。
苦痛だらけの毎日で唯一気持ちいいと感じるのはマッサージだけじゃないのかなと思う。
最近はインターネットから足の裏の反射区の図を引っ張り出して、お父さんの要求する部位を中心にマッサージする。
やっぱり肝臓の部分を中心的に揉んでくれという。
私に出来ることはこれくらいしかないから、もう少し勉強して、足裏マッサージ 上手になりたいな。
昨日は私は仕事休みだったんだけど、気づいたら1日中寝てた。
なんだかんだ言って気の張り詰めた生活が2ヶ月続いている。
自分もいたわりつつ、先にバテテしまわないように、体調の自己管理もしなくっちゃ。
そう考えると父はタフなのかもしれないな。