久しぶりの更新です。
最近の父はというと・・・。
今日はエコーとレントゲンと血液検査をしに病院へ行ってきました。
しかしながらとっても機嫌が悪い・・・。
父を病院に連れて行くのはとーってもパワーを使う。
待つことが大嫌いだから、いつも病院へ行く時は先に予約を入れておいて、病院に行ったらすぐに診察してもらえるように手配しておかないといけないから。
まぁ、お母さんが毎回看護婦さんに頭下げてるんだけど。
今日は15時の予約。
家からすぐなんだけど今日は5分くらい遅れてしまった。
名前が呼ばれていくなり、『気分悪いけぇはよしてくれ』って。
最近ほとんど食事も水分ものどを通らないから、脱水症状を起こしてて、いつも微熱がある。
今日はいつもにまして午前中ボーっとしてたから、点滴をして欲しかった。
先生が点滴をして帰りましょうって言うのに『いい』の一点張り。
きっと病院で点滴をして横になってるのは嫌なんだろう。
だから、点滴の針を入れてもらってそのまま家で点滴することにした。
点滴のバックもって車で帰ったんだけど、さらに機嫌が悪くって・・・。
ハンガーで作った即席のフックをカーテンレールにかけて、それに点滴を吊るす。
お父さんをベッドまで連れて帰って、早足で再び病院へいって血液検査の結果を先生から聞きました。
黄疸の数値が前回は9.8だったのに対して、今回23.8に上昇してることが分かった。
おばあちゃんが同じ病気で亡くなる前の数値は18だったから、一瞬頭が真っ白になった。
病院をあとにしてそのままの足で自分の働く施設へ行って、夜勤の数を減らしてもらうことにした。
家に帰るとまだ点滴が終わってなかったんだけど、もちろんこの点滴が終わったら、看護婦さんが来てくれて抜いてくれるわけじゃない。
私が針を抜かなきゃいけない。
実はこの注射の針が苦手な私だけど、いつの間にかなれちゃってた。
最近は全然平気。
点滴で水分を体に入れることが出来たからかな、数時間すると機嫌もよく、表情も柔らかくなった。
けど、また夜になって発熱。
痰もちょっと緑っぽい。
モルヒネに加えて抗生物質も飲んでもらった。
抵抗力も弱くなってるから、すぐに感染症を起こしやすい。
だから、そのときのために、抗生物質の薬も処方してもらっている。
それからまた数時間してようやく容態は落ち着いて今に至る。
こんなことが毎晩続きだすと、やっぱり夜勤はできないなぁって思うし、もう少ししたらお仕事もお休みさせてもらわないとって思う。
だけど、まだ父の意識がしっかりしているうちは、仕事に行かないと父が変に思うから我慢。
父は、自分がもう長くないのはうすうす分かっている。
だけど、余命1ヶ月って言うのは知らない。
この間、看護婦さんと『告知』の話になった。
今の状態で、真実を話すと生きる意欲を失ってしまうんじゃないか。
いや、逆に少しの間は落ち込むけれど、受け入れられるんじゃないか。
いろんな考えが交差する。
先生と、看護婦さんは、もういまさら言わないほうがいいという。
私も、今の父を見ていると、残された時間がそう長くないだろうから、
状況を受け入れられるようになるまでに死んじゃうんじゃないかって思う。
今の状況でさえ、メンタルな部分でかなりしんどい。
本人が一番しんどいのだけれど、苦しんでる姿を見る家族もかなりしんどい。
傍にいるのに何もしてあげられない。
これ以上私たち家族にしんどい思いはちょっとキツイ。
だから、多分父にはこれ以上病状の説明はないと思う。
今日体重はかったら45㌔になってました。
日に日に小さくなっていく。