あたしの知り合いで、タトゥー職人がいます
さっき、その人の元でタトゥーを入れた女の子と、偶然お会いしたもんだから
タトゥー職人は裏の顔で、本業は別にあります。
あ~、でも、彼に言わせれば、タトゥー職人が表なんだけど、飯は食えないから別に仕事もしてる!という事らしい
あたしも、何人か紹介しました
お尻・腕・首すじ・背中など、場所は様々
共通してるのは、躊躇しないとゆー事
皆さん、求めてたんだなぁ~…
で、ある時、職人がデザイン集を見ながら
「これ、どう?」と聞いてきた
青いユリの花・・
「綺麗ですね
」
一心不乱に紙に写しはじめる職人
嫌な予感がして「では、私はこれで!」と、逃げようとしたら
「ちょっと、これ、当ててみてくれない?」
青いユリの花・・・
「あたしは、痛いのやだから入れませんよお
」
背中には汗
職人!目つきがこえーよぉ
「あてるだけ!ちょっと、イメージ掴みたいから!」
「どこにですかぁ」
「マキアさんの胸」
「へえ?」
「大丈夫!今までいろんな女の子のいろんなとこに入れてきたんだから!仕事なんだから!」
そうは言っても職人
汗はかいてるし、鼻息は荒くなってるし、完璧に、よからぬモードですよ
「また今度、また今度
」必死になだめて帰ってきました
あれから、すっかりご無沙汰しております
人生に打ちひしがれた時は‥胸元に青いユリの花‥
入れてもらいましょうか~
でも、しわくちゃで干からびてたら、無理っかぁ

