発想は、おもしろいが、ホラーなのに、少しも怖くなかった。
しかし、読ませる作品ではある。

小説現代の新人賞
ホラー。
ということで、読みましたが・・・。
文章は上手で、前半にバラまいた伏線も見事に回収し
キャラも際立っていたし
陰惨な過去
兄の精神の病
主人公の浮気
敵役の存在
ラストに毒の効いたオチを用意
つまり、パーフェクト
なのに、不満
この物語は、新築の「あたたかい家」に住む「理想の家族」の物語です。
地下に空間があり、暖気が家の中を循環している
長野県の寒い冬に対応した建築構造らしい・・・
その空いた空間に、人が入り込み住んでいた
地下に、屋根裏に
そして、外では人も殺す
そういうホラーです。
でも、これ江戸川乱歩のあの作品を思い出しませんか?。
「屋根裏の散歩者」です。
それに犯人を途中で暴露してしまったため
もう謎解きというの楽しみがなく
気味は悪いが、何故か少しも怖くありません
ホラーなのに、怖くないなんておかしいです
すごく雰囲気はあるのです
色々な演出も光っている
でも、それを繋ぎ合わせた時、出てくるのは、「何だ、やっぱりそういうことか」という落胆
溜息
僕には合わなかった・・・
ページ数:336
読書時間 8時間
読了日 1/6
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