第48弾!!
心の写真・・・父への思い
今日・・・私は・・6年付き合った彼氏と別れた・・・
父からもらった・・・古いカメラを握りしめ大粒の涙を流した・・・
何か・・・つらいことがあると・・・このカメラを握りしめる・・・
そうすると・・亡くなった父に後ろから抱きしめられているようで・・・ホッとした・・・
幼いときから・・・そうだったし・・父が亡くなったときは・・・本当につらかった・・・
私は・・カメラマンの父親に・・・小さい頃・・・聞いたことがあった・・・
「どうして・・カメラマンしているの?」「ん~そうだな~人には・・心があるだろう?」「うん」「私は・・・あるものを撮るのでなく・・・その人の・・心の写真を撮るようにしているんだよ」「心の写真?」「そう・・・自分がどう撮りたい・・・と言うのを押し付けるのでなく・・・どう・・・撮ってあげたら喜ぶか・・かな・・・難しいかな」「ん~」
「例えば・・撮られたくないのに・・・撮られたら・・嫌でしょ?」「うん」「でも・・・気分が良いときは・・・撮られたいでしょ」「ん~・・・分かった」「ハハハ・・・」
「今は・・・分かる・・よ・・私もカメラマンだからね・・・お父さん・・・・・
でもつらいよ・・・10分前・・・5分前に私が生まれたなら・・・今・・生れましたよ~
と言うならこんなつらいことはなかったのに・・・」
彼氏との時間・・・時間?・・・一体だれが時間をつくったのだろう?
時間とは・・・いるものなのだろうか?
人類が生まれてから出来た時間という作られたものに・・・振り回され・・・生きてきた・・・
もし時間がなかったら・・・過去のつらい記憶などいらないのかもしれない・・・
でも・・楽しい時間も感じられなかったかもしれない・・・
時間とは魔法なのかもしれない・・・・・
そして・・・父のカメラで今の泣いている自分を何気なしに撮った・・・
パッシャ・・・・・かわいたフラッシュ音と共に動いた・・・一度だけ・・・
動くはずがない・・・もう壊れているのに・・・フィルムが巻き戻された・・・
何が撮れているのか気になり・・現像に出した・・・
そして・・受け取り・・家に帰って見た・・
そこには・・・楽しく写っている・・・母や妹・・・
父は撮影者なので一枚も写っていない・・・・・いや・・・写っていた・・・
最後に撮った写真で・・・泣いている後ろで私を抱きしめていた・・・・・
ありがとう・・・また・・・泣いていた・・・
