A子さんより お姑さんは85歳なんだけど、介護保険制度って確か使えるわよね…でもはっきりわからないから教えてくれる? ネットを見ても結構細かくて分かりにくいのよね。

特にどんなサービスがあるのか とか料金も気になるとの質問だったのでいろいろと

基本的なことをお伝えした。

 

介護保険制度は基本的には65歳以上の人が介護が必要となった時の『要介護状態』とか その1歩手前の『要支援状態』になったと認定されると使えて、

65歳以上の人は第1号被保険者と呼ばれるけれど、お姑さんは85歳なら確実に条件には合うし、それよりも若い人達も使えるケースがあるのよ。

それよりも若い人たちは40歳〜64歳の間での  医療保険に加入している人で16種類の特定疾病が原因で要介護や要支援の状態になったと認定されると第2号被保険者となりサービスが使えるのよ。

 

まずは 包括とも言われているけれど、地元の地域包括支援センターに相談しておけばいいとは思うし、どこかわからなければ、役所や役場の方に電話して、地域ごとに担当が分かれているので無料でケアマネジャーやその他の職員に相談にのってもらえるので

安心よ。

電話でも大丈夫だし 家にも調査に無料で訪問してくれるから。

 

今は入院とか転倒などしていないから大丈夫だなぁと思っても、今後は地域包括支援センター と言い、名称は地域によっていろいろ違うけど役場に聞けば必ず教えてくれるから、ここに相談に行けば 介護保険の申請もこのセンターでできるし安心よ。

 

階段や玄関に手摺をつけてくれたり車椅子を貸してくれたり…まだまだ必要は無いとは思うけれども、認知的な面で心配なら何かの時に相談したり、申請をしておけば安心とは思うよ、良くなる人もいるから と伝えた。

 

包括支援センターで認定調査もその場で申し込むことができ、申し込んだ時から約ひと月の間に認定調査を受けて結果が出ればいろいろなサービスが受けられるのでその時にケアマネジャーも選ぶことができる。

まず関門は認定調査だけれど病院に入院してる人には病院に来てくれるし家にも来てくれるので、できるだけ家族は立ち会った方が良い。

とにかく体調を崩したり、転んでしまったりで入院となった時にはその後以前と状態が変わることが多いので、病院にいるうちに認定調査を受けられるように病院の看護師さんなどに相談してとにかく早め早めが安心です。

 

要介護認定 では74項目について 本人に答えてもらったり、歩いたり、起き上がったり の動作をしてもらったりして動きを見たりするけれど、質問に本人がうまく答えられなければご家族や病院なら看護師さんなどに聞いて専門的な知識と資格を持った認定調査員が認定調査を行うのが最初。

 例えば歯の磨き方とか洋服を着たり脱いだりの頻度とか、お風呂に週に何回入るのかとか、それぞれの動作を行う時家族が手伝うのは週に何回位なのか  など本人がやることだけではなく、ご家族が手伝うことも聞き取るし、また指先がいつもしびれるようになってきたのでボタンのある洋服だと着替えに時間がかかってしまうので緩めのボタンのないかぶりのセーターを着ていることが多いなど、今迄できていたけれどできなくなったことも話すとより調査員の人に分かってもらえる。

 過去に頻回に行政から委託を受けて認定調査を行ってきたが、この現場では驚くべきことが起こる。とにかく何故かわからないが今まで全くできなかったことが、急にできてしまったりする事がある。

例えば普段は壁を伝っても歩けないような人が、急に立ち上がり1人で歩いたりする場合があるし、普段は非常に認知的な発言を何度も繰り返す方が、認定調査員の質問に対しては、はっきりと的確に答えたりする場合がある。

 立ち会っているご家族が本当にびっくりしてあっけにとられて本人を見ている姿を何人も見た。これは実際にあったことなのですが、後で聞くと 本人のプライドとか、ここで失敗をしたら入院させられてしまうとか、施設に入れられてしまうのか?? それは嫌だ、ずっと家にいたい  と思うようで急に頑張ってしまうケースが多いのです。

ご家族も急にたくさんいろいろな事を質問されて全く訳が分からずパニックになってしまう方も多いけれど、事前に普段の様子をメモに書いておくと自分が安心できるし、そのメモは持っていってくれる認定調査員もいるし、基本その場での聞き取りなので持っていってくれない人が殆どだが、質問されて家族として答えるのに安心だからメモは書いておくのをすすめています。

 それでも夜何回ぐらいトイレに行きますかとか、熟睡しているかどうか等 夜の様子はどうですかと聞かれて、一緒の部屋に寝ているわけではないので、わからないご家族も多いというかそれが普通です。

 万が一認定調査で非該当自立と認定されて、全く介護保険制度が使えない場合でも、地域包括支援センターに相談をして、年齢や身体の状態によって、玄関や階段に手摺を1割または2割負担でつけられがそれは収入に応じて、支払い負担が違うけれど、これが本当に外出する時に助かるのよねなどと話すと、A子さんは少しほっとした感じがした。