仕事始まり、いきなりドン!ドン!とデカイ入院があってどうなるやら・・・と思いましたが、それ以降 落ち着いた夜で定時に終わりました(^^
気分良く帰路に着き、途中でステラの義朝さまをお迎えして、お家に着いたら「鍵部屋アキラくん」と義朝さまをリピ~~♪であります

それにしても、期待以上に見ごたえのあった「鍵部屋」のリピ率は、もしかしたら「レベル7」を上回るかもしれない・・・
(と言っても、レベル7も2回ぐらいしか見てないんだけど・・・)
佐藤 改め、椎名 章の魅力は、ひとえに 玉・ダークサイド の魅せる技
それは暗雷、結城、真島にも見えていた・・・そして、今、義朝さまが越えようとしているもの

― 闇の淵で向き合った自己の本質、生きる意義 ― というものじゃないかと思う


正清たちがお勤めに精を出す傍らで打ちひしがれたような義朝の背中
思い描いた ”夢” と かけ離れた現実
あいつと歩む道が違うことは判る
されど、今、成すべくことは
一門のために、病の床の妻にしてやれることは

確かなことは、我が手には何も無い・・・ということ
思い知らされるばかりの無力感、不甲斐なさ、惨めさ

全てにおいて恵まれた 貴様とは違うのだ

傍目に見苦しいと思えるほどの卑屈をさらけ出す
それほど義朝には余裕がなく、自分自身を見失っているのだろう

父 忠盛の築き上げた富と力を受け継ぎ朝廷に深く切り込む清盛
何だかんだ イチャモン付けてきたけど、清盛はそれを活かすだけの知略と策略に長ける
だけど、義朝は・・・
父の成し得なかった殿上人に昇ったものの、政に関する知識、センスに疎い
義に篤く実直なんだけど、その分 駆け引きの要領を得ず世渡りも上手くない
ズルイ生き方の出来ない人なのだ (だからこそ義朝さま!なんだけど

己を誇示するのは あくまで力!それも真っ向勝負のド・ストレート!

力でのし上がってこそ武士の世ではないのか

無骨で不器用で、誰よりも猛々しく雄々しく、狂おしく哀しいまでの武士の性
だけど、これこそが偽りのない義朝の真髄だと思う

単に清盛との官位の差に焦燥感を募らせ、ひがんでいる訳ではない
朝廷に切り込むきっかけと術を見い出せない苛立ちと、武士の猛き誇りの狭間で葛藤し悶々としているように私には思える
その辺り、中の人の言う 「義朝の夢の小ささ、脆さ」 なのかもしれない


そして この回、義朝さまの哀愁に輪をかけちゃったのが2人の女房

源氏の御曹司として誇りをお持ちになり生きてこられた殿を、心よりお敬い申し上げておりまする
どうか、誇り高き源氏の妻として死なせてくださりませ

淡々と物申しちゃいますが、由良は最初と最期が凛としていながら たおやかで慎ましやかだったと・・・
片意地張らず、素直に思いの丈を込める姿は清らかで胸を打たれましたね
だからこそ なんだけど、「・・・と、父が・・・」 は余計だったなぁと私は思う
(大半の方が、由良らしくていい!!と言われているようなんだけど・・・ ^^;)

ガッカリ・・・だったのが常盤

私は殿の逃げ場にはなりとうございません

ってねぇ・・・何故 そこで突っ撥ねる ( ̄_ ̄ i)
あなたが受け止めてあげなければ、義朝さまは何処で泣けばいいんだよ

と、チョイとムキっとなったのだけど、常盤もひとりの女性だったということなんだろう
心の底から慕う人が自分以外の誰かのことを胸の内に偲ばせているなんて、やっぱりねぇ

私は他の誰でもありません
どうぞ、私だけを見つめてくださりませ

そんな切なる願望はあっても然るべきかと・・・

何時の世も 漢は強く、雄々しく、その実は繊細
”亭主関白” 気質は多くを語らない無骨者の、家族に向ける溢れるほどの慈愛の裏返し
一方で女性は弱く感傷的に見えて、その実は したたか
主を喪ったとしても 母として、女として、気持ちを切り替え強く逞しく世を渡っていける
常盤はこの先、義朝の忘れ形見 牛若を護るために身を挺して清盛に挑むんですから

さて、逃げ場を失った義朝さまに お歯黒妖怪 塚地麿の魔の手が伸びる・・・(笑
いやはや・・・冗談抜きで塚地信頼が こぇぇぇぇぇぇぇ(@Д@;
何で この人が後白河のお気に入りなのか理解に苦しむんだけど・・・

信西の首を取れ

その言葉に畏れおののく義朝さま
この人は 猛々しく勇猛なんだけど、真実 忠義に篤く 人が良い 
まさしく 為義さんの嫡男なんだよな・・・って想いを新たにした


さて、kackey がサメザメと泣けちゃったのは此処からでありますル (・・・ハイ、由良さんのところでは お湿り止まりでした。あたしは 何処かズレてるんでしょうか ^^;)

父上に お尋ねしたき事がござります

申してみよ

どうですよ!この響き!!打ちひしがれ、弱っているのに関わらず、父として棟梁としての威厳!風格!
ゾゾ毛が立っちゃったよ~~♪

そして、懐かしい 競べ馬
今は小奇麗になったね~♪ぐらいの変化の清盛に対し、義朝さまの若さ、鞭のような細さとしなやかさ、凛と張りのある爽やかな声音には確かに10数年の年月が経ったことが思い知らされる

遠い昔を懐かしむように想いを馳せる義朝の瞳
憂いの淵に沈んでいたものが緩徐に澱みが澄んでいくように

唯、一心に鍛錬に勤しんでいたあの頃
何もにも囚われず
何の惑いもなく
誰よりも強く、雄々しく

生涯、競える相手を得た悦び

そうだ・・・・・

おまえになど、負けはせぬ
最も強き武士は源氏だ!

曾祖父から脈々と伝わる猛き誇り
源氏として、武士として、失わざるもの

揺るぎなき信念 
己が気概の在るままに
源氏の誇りの赴くままに

いざ!勝負の刻

立ち上がった義朝の瞳は凛と冴え渡り、惑いも憂いも吹き払われたように清々しい


雄々しく廊下をゆく足音の凄み、前を見据える猛々しい視線
その先に在るのは逆転の勝利か絶望か

でも、義朝にとって、それは どうでもよいことなのかもしれない

大切なのは
悔いることなく、恥じることなく、己が在るべき処で 己を貫き通すこと

強く生きる

その背中を頼朝に示すこと



それが義朝の ”見果てぬ夢” なのだろうと思えた