前回、筋緊張が左右差がある

それで側弯症に繋がる…


とまで話したか微妙なんだけど

なぜ筋緊張の違いで

骨にまで影響がでるのか、

今回はそれのお話。


骨の仕組みは

骨と骨の隙間に

軟骨や滑液があって

緩やかな動きができる。


筋肉は先端を腱にして

骨にくっついている状態で

右から左へというように

筋肉を収縮させて骨を動かす。


その筋肉は腕を

曲げるものであったり

伸ばすものであったり

筋肉ひとつひとつが

違う動きをしていくし

曲げ伸ばしするだけでも

こっちが縮まる

こっちが伸びる

というように作用していく。


絶妙にうごいているってこと。


そのなかでも

トマのように筋肉の張り具合が

左右が違うひとは

強い方に常に引っ張られてしまう。


なので、骨や関節が悪くなくても

筋肉が作用する方へ

少しずつ引っ張られる。


そして関節に負担がかかって

側弯症だったり

関節のが硬くなる拘縮に繋がる。


筋肉の筋緊張は脳からの司令で

左右で差があっても

リハビリだけでは

関節が硬くならないための運動とか

対症療法でしかない。


リハビリだけでも

ただガツガツ筋肉の伸張をしていれば

関節も筋も痛めてしまうこともある。


筋肉の伸張を

他動で行うこともひとつだけど

大事なのはポジショニングだったりする。


それでもやっぱり好きな向き

嫌いな向き

寝返りを打ったりうまくいかない。


寝ながらでもポジショニングして

体交して、

何が言いたいかって

夜の医療ケア児家族は

色々大変だよねってこと。


子どもを守るために

手を尽くしているよね。


でもまだやらないとだよね。


無理せず少しずつ

1歩ずつ明日のために。