24日 妊婦健診
子宮口1センチ
超音波検査は問題なし
NSTでは胎動が少ないと言う事で
20分のところを40分行うも
途中で胎動あるので大丈夫でしょう。
お腹の張りもないので歩いてください
ってことでした。
なので、25日夕方
お兄ちゃんのお散歩がてら
近くの森へ歩きに行きました。
今思えば、森を散歩なんて
臨月の妊婦なのにアホよね笑
先生には歩けと言われたし
早く会いたいと思って
頑張って歩いたのよね。
それが間違いだったのかな。
その日の夜、寝る前に歯磨きしていたら
尿漏れ⁉︎破水⁉︎てのがあって
悩んだ末に主人に相談をすると
破水だったら危ないから
とりあえず産院へ連絡しようとなり。
産院はすぐきてくれってなって
義母にお兄ちゃんをお願いして
産院は行くと破水ですと。
とりあえずこのまま入院して
陣痛がくるのを待ちましょうと。
NSTも夜中に1時間つけても
陣痛らしきものはないので
一度寝て体力を保って
それで陣痛に臨むためにお布団に入ると
気づいたら朝になっていた!
陣痛なく朝まで過ごして
朝ごはん前にまた1時間NSTをとることに。
NST中も特に異常なく
胎児心拍150くらいとってて
私はお腹すいたなー、朝ご飯何かな
なんてボケーっと考えてたら
終わり10分前くらいに突然
アラームが鳴り響いて。
隣のナースステーションにいた
看護師さんたちも慌てて来て
モニター付け直したり
当直医師呼んでエコー見たり
私はまな板の上の鯉状態。
何が何だかわかんないけど
ただ異様な雰囲気で
とりあえず言われるがままに服脱いだり
体の向き替えたりして。
チラッと見えたモニターには
胎児心拍60とかなってて
え?60って半分以下じゃん。て。
でも何とかしてくれるでしょ
病院だもん
早く取り出してあげて
早く助けてあげて
ってずっと祈ってた。
分娩台に移動してしばらくして
ようやく先生がきて
緊急帝王切開をします
って麻酔して赤ちゃんを取り上げてくれた。
手術自体は30分くらい。
…終わったはずなのに、
泣き声が聞こえない。
カンガルーケアもさせてもらえない。
メガネがなくてぼやーっとした視界で
バタバタ動く先生と看護師さん
赤ちゃんを連れて行く小児科の先生が
みんな必死に処置してくれているのが見えて
ただただ涙しか出なくて。
お腹にいる間は何もなかったのに
なんで?いつこうなったの?
どうしていたら良かったの?
心拍が下がってから約1時間後に
蘇生処置をして救急車でこども病院へ。
麻酔と疲労で朦朧としてる中で
赤ちゃんは救急車で別の病院に行ったからね、
とりあえずお母さんは休んでね。
点滴をしてる手を動かすと
滴下が止まっちゃうから
スマホも操作できない。
片手だと顔に落ちてくるから。
朝手術をして昼過ぎ
こども病院に付き添っていた主人から
連絡があって
低酸素脳症ということで
脳の損傷を遅らせるために
低体温療法を始めたらしい。
脈拍もなんとか戻ったけど
自発呼吸はできないから
人工呼吸器をつけているとか。
変化においつけなくて
夢じゃないかと思って。
だけどうとうとして起きると
周りの病室からは
赤ちゃんの泣き声が聞こえるのに
私のそばには赤ちゃんがいない。
胎動があったお腹も
今はへこんで動かない。
看護師さんも私に気を遣って
話を聞いてくれたりするけど
そんな事より家族といたい
ってずっと泣いてた。
早く帰りたいって毎日
主人と電話して
ずっと励ましてもらってた。
入院期間は4日だったけど
何よりつらくて泣いた4日だった。