今朝、母親からビックリした感じで、電話があって...
「父の日のプレゼント届いたけど、何かの間違いじゃないの??」
「いや、居なくなったからって、父親じゃなくんなった訳じゃないから...」
「あら、そう??高かったんじゃないの??ありがとう。仏壇に置いときます。」
両親の、誕生日とかは何もしてなくて、年行ったら嬉しくも無いかな??と、思うんで...
一応、毎年、母の日、父の日だけは何か送ってました。
で、去年、父が亡くなって...
今年は、どうしようかな??とも、思ったけど...
父の葬式の時...
俺的に、弔辞を読む気満々だったけど...役が回って来なくて、「何だい!!」って、思ったけど...
父の親友と言える会社の同僚??後輩??の方に兄貴が、絶対、読んで欲しい!!と、最初は断られたけど、何回かお願いして、やっと読んで貰って...
俺、読まなくて良かったな...
全然、父親の事を知らなかったな...と、痛感しました。
自分が、家族の前と友達の前で顔が違うように、父も家族の前と、友人、同僚の前での顔が全然違いました。
俺の前では、父は公務員で、無口で、真面目で、無表情で、仕事終わったら、まっすぐ家に帰ってくるし、趣味も無いし、ギャンブルもする訳では無くて、ただ、NHKのテレビを見て、タバコとお酒をガブガブ飲んで、で、寝てるイメージ。
俺からしたら、クソつまらねー人生送ってるな...
絶対、父みたいな人間にはなりたくない!!
と、思って、家を飛び出した感じがあったけど...
友達とか、役所の同僚の話を聞いてたら、全然違ってて...
若い時、新婚の時は、家に全然帰って来なかったって言うし...ギャンブルも兄貴が小さい時までやってたって言うし、旅行の電車の中で、売り子が売る酒を全部飲んでしまったエピソードとか、全然、想像出来なかったし...
一番上の姪っ子が出来た時、父がデレデレで、赤ちゃん言葉使ったり、変顔をしてたりしてた時、ビックリして...兄が東京住んでた時も、1人で寄席を観に行ってたって言うってたし...
結構、オチャメな人だったんだな...と思って...
そんな人が、子供が出来て、大きくなって来たら、遊びを辞めて、家に帰って来るようになったって...
凄く、格好いいやん!!
多分、自分の死期も知ってたと思うよ。
父と母が、最後に旅行に行った時、その旅行で、父は体調を壊して、その数日後、血管が爆発して、寝たきりになったけど...
旅行の数日前から、熱だしてずっと寝てたらしいけど、旅行の前日に、「治った!!」って、起きてきて、お酒をガブガブ飲んで、タバコをバカバカ吸って...
山に登るからって、ジャンバーとスニーカーを用意してた母を無視して、一番お気に入りのジャケットと革靴で、ビシッってきめて出かけて行ったらしいし...
母は天然だからわからなかっただろうけど...
父は、これが最後の旅行って知ってたと思うよ。
めずらしく、ツーショットの写真があった(母は完全に目をつぶってた)訳です。
で、亡くなってからも、遺書は無かったけど...
「遺影で使ってくれ!!」って言わんばかりの写真がアルバムの一番上にあったり、戒名がもう付いてたってのもビックリでした。
しかも、その戒名の意味が、『向こうの世界に行っても、家族達が正しい道に進めるように修行する』みたいな意味で...
まだ、頑張るんかい!!この人!!
そりゃー、葬式いっぱい来るわ!!
お墓建て直せるくらい、黒字出るわ!!
正直、『死』という言葉を使うのは辛い。
でも、人はいつ死ぬのか??って言ったら、肉体が無くなった時じゃなくて、忘れ去られた時だと思う。
僕の中では、父は全然死んでない。
今も、学びはあるし、男として、父として尊敬してる。
自分も、不器用な方なんで...父みたいな父になると思う。
自分の場合は、恥ずかしくても、年1回くらいは、飯か??旅行は2人で行きたいかな??
これからも、少なくても母が亡くなるまでは、プレゼントを続けようと思います。
まー、元々、離れて暮らしてたからね...
その距離が遠くなっただけです。
「父の日のプレゼント届いたけど、何かの間違いじゃないの??」
「いや、居なくなったからって、父親じゃなくんなった訳じゃないから...」
「あら、そう??高かったんじゃないの??ありがとう。仏壇に置いときます。」
両親の、誕生日とかは何もしてなくて、年行ったら嬉しくも無いかな??と、思うんで...
一応、毎年、母の日、父の日だけは何か送ってました。
で、去年、父が亡くなって...
今年は、どうしようかな??とも、思ったけど...
父の葬式の時...
俺的に、弔辞を読む気満々だったけど...役が回って来なくて、「何だい!!」って、思ったけど...
父の親友と言える会社の同僚??後輩??の方に兄貴が、絶対、読んで欲しい!!と、最初は断られたけど、何回かお願いして、やっと読んで貰って...
俺、読まなくて良かったな...
全然、父親の事を知らなかったな...と、痛感しました。
自分が、家族の前と友達の前で顔が違うように、父も家族の前と、友人、同僚の前での顔が全然違いました。
俺の前では、父は公務員で、無口で、真面目で、無表情で、仕事終わったら、まっすぐ家に帰ってくるし、趣味も無いし、ギャンブルもする訳では無くて、ただ、NHKのテレビを見て、タバコとお酒をガブガブ飲んで、で、寝てるイメージ。
俺からしたら、クソつまらねー人生送ってるな...
絶対、父みたいな人間にはなりたくない!!
と、思って、家を飛び出した感じがあったけど...
友達とか、役所の同僚の話を聞いてたら、全然違ってて...
若い時、新婚の時は、家に全然帰って来なかったって言うし...ギャンブルも兄貴が小さい時までやってたって言うし、旅行の電車の中で、売り子が売る酒を全部飲んでしまったエピソードとか、全然、想像出来なかったし...
一番上の姪っ子が出来た時、父がデレデレで、赤ちゃん言葉使ったり、変顔をしてたりしてた時、ビックリして...兄が東京住んでた時も、1人で寄席を観に行ってたって言うってたし...
結構、オチャメな人だったんだな...と思って...
そんな人が、子供が出来て、大きくなって来たら、遊びを辞めて、家に帰って来るようになったって...
凄く、格好いいやん!!
多分、自分の死期も知ってたと思うよ。
父と母が、最後に旅行に行った時、その旅行で、父は体調を壊して、その数日後、血管が爆発して、寝たきりになったけど...
旅行の数日前から、熱だしてずっと寝てたらしいけど、旅行の前日に、「治った!!」って、起きてきて、お酒をガブガブ飲んで、タバコをバカバカ吸って...
山に登るからって、ジャンバーとスニーカーを用意してた母を無視して、一番お気に入りのジャケットと革靴で、ビシッってきめて出かけて行ったらしいし...
母は天然だからわからなかっただろうけど...
父は、これが最後の旅行って知ってたと思うよ。
めずらしく、ツーショットの写真があった(母は完全に目をつぶってた)訳です。
で、亡くなってからも、遺書は無かったけど...
「遺影で使ってくれ!!」って言わんばかりの写真がアルバムの一番上にあったり、戒名がもう付いてたってのもビックリでした。
しかも、その戒名の意味が、『向こうの世界に行っても、家族達が正しい道に進めるように修行する』みたいな意味で...
まだ、頑張るんかい!!この人!!
そりゃー、葬式いっぱい来るわ!!
お墓建て直せるくらい、黒字出るわ!!
正直、『死』という言葉を使うのは辛い。
でも、人はいつ死ぬのか??って言ったら、肉体が無くなった時じゃなくて、忘れ去られた時だと思う。
僕の中では、父は全然死んでない。
今も、学びはあるし、男として、父として尊敬してる。
自分も、不器用な方なんで...父みたいな父になると思う。
自分の場合は、恥ずかしくても、年1回くらいは、飯か??旅行は2人で行きたいかな??
これからも、少なくても母が亡くなるまでは、プレゼントを続けようと思います。
まー、元々、離れて暮らしてたからね...
その距離が遠くなっただけです。