今日もいつも通り
携帯みながらホームで
電車を待ってた

大きな声と共にふと顔をあげたら
線路に子供が落ちた
あっと思った瞬間体が動いて
咄嗟に助けに飛び降り
抱えて線路の隅に踞った

子供は無事だった
ありがとうと言った子供が見上げた先に
僕の頭が吹き飛んでなかった…
しっかりと子供を抱き抱えた
僕の腕の温もりだけが残ってる

近頃
こんな残夢のなかで目覚める

もしかして
助けたのが僕じゃなくて
助けられた子供のほうが僕だったのかな

頭が吹き飛んだ人間をみたその恐怖の残像
正気ではいられないだろう
死生有命
人を犠牲にしてまでも
自分は生かされた苦しみと
僕は戦い続けているのかな