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認知症が進み
自分の名前も分からず
難聴もあって
一人の世界に逃げ込んでしまった
80代女性。
かつては
華々しく翻訳界で活躍していた
キャリアウーマンの先駆者。
今日
一緒に鉛筆を持って
名前を書いてみました。
自分の名前を書いて
「これが私だったんだ・・」というような
ハッとした表情。
そのあと一瞬、
信じられないような笑顔で
声を出して笑ってくれました。
自分が誰かわからなくて
何も聞こえなくて
空虚で
どんな気持ちだったのだろう。
心がキューッと締め付けられる感じでした。
自分が自分であるって
こんなに心地良いものなんだ
時にそれが苦しくて
忘れたくなるけど
でも
それが原点だから。