2度目の結婚後にまたしてもDVを受けはじめ、

私は「これは何かがおかしい。私がおかしいのか?」とやっと気が付きました。

そして「専門家に相談してみよう」と思ったのです。

 

 

その頃の私は、

幼い子どもに対して申し訳ないという気持ちと

このままではいけないという焦りがあり、心底悩んでいました。

 

初めは地域の精神保健センターに行ったのを覚えています。

そこのカウンセラーさん(たぶん精神保健福祉士さん)に話を聴いてもらい、

ずいぶん救われた気がしました。

最後にその方から「ずっときれいな翼さんでいてね」と声をかけていただき、

その言葉がずっと私の心のお守りになっています。

 

シェルターから出て賃貸マンションに住みだしたころ

幻聴が始まりました。

お風呂に入っていると電話の着信メロディーがずっと聞こえたり

ドアのピンポンがずっと聞こえたりするのです。

あまりにもリアルなのでお風呂を出て確認するのですが、

電話もなっていないし誰も来ていません。

 

シェルターのスタッフに相談すると、

「ちょっと落ち着いたころにPTSDは出やすい」とのことだったので、

勧められて私はカウンセリングを週1回受け始めました。

当時は入所者と退所者は無料でカウンセリングを受けられたのです。

 

初めのカウンセラーさんは、シェルターで百戦錬磨されてきた方でした。

リラックスするための呼吸法やタッピング、

悲しみや怒りを捨てるワークなどを交えながら

約3年間くらい受けたと思います。

幻聴は完全には消えませんでしたが、かなり薄くなっていきました。

 

次のカウンセラーさんは主婦という感じの方で

穏やかにただお話を聴いてくれる方です。

当時の私にはとても癒しになりました。

 

その次の方は、やはりシェルターで百戦錬磨されてきた方。

子どものことで悩んでいる最中だったのですが、

「いや子どもではなくて問題はあなたでしょ」というスタンスが厳しかったけれども

自分を見直す良い機会になりました。

そしてその頃には幻聴は完全に消えていました。

 

そして最後は私と同世代の方で、

本当の友人のように私の生き方を応援してくれたのです。

その方の研修には今も参加していて、

参加メンバーさんにも毎回大きなパワーをもらっています。

 

ほかにも、役所でお世話になった保健士さん、ケースワーカーさん、

子どもと行った子どもセンターのカウンセラーさんなど、

たくさんの専門職の方たちに支えられてきました。

 

シェルターに来たばかりは友人や知人がいなかったので、

私にとってはカウンセラーさんが一番の理解者だったのです。

 

「薬よりカウンセリング」

私の経験から本当にそう思います。