今日(11日)は先輩方と浅草の老舗中の老舗、“神谷バー”に行ってきました。
東京メトロ銀座線 浅草駅下車すぐ。
住所は浅草一丁目一番一号。
日本で一番古いバー .... というだけあって創業は1880年。
何と約130年にわたり東京浅草の街をみつめてきたお店。

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ここの有名な一品は「デンキブラン(電気ブラン)」。
ブランデーとジン・ワイン・キュラソー・薬草などが入ったカクテルです。
アルコール度数30度のものと40度のオールドの2種類。
これだけの度数ですのでちょっと飲むだけでがーんときます。
女性には少しキツイかもしれません。
デンキブランの名前の由来は明治の時代、新しいものには電気○○、とつけるのが
流行っていたところからきているそう。。

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浅草の街だけあって、このお店には文学が香っています。
萩原朔太郎 や 谷崎潤一郎、石川啄木といった超有名文学家が集ったようです。

そもそも横浜に住むおぼーが少し離れたこの神谷バーに来ようと思ったのも
かの人気作家 浅田次郎の大傑作、私の大好きな「天切り松闇がたり」シリーズに
大正ロマンの代表として出てくるこのお店が気になったからなのです。

その中の一説...
(第二巻「黄不動見参」から)
 「棟梁は逃れる様に、大きな目を川に向けた。返す言葉が見つからず、やおら伸び上がって
  栄治のパナマを奪い、かわりに坊主刈りのねじり鉢巻を倅の頭に載せた。
  『この方が似合うんだがなぁ、おめぇにァ--さて、まだ日は高ぇが神谷バーで電気ブラン
   でもおごってくれ。やい小僧、おめえもこい』」

ってな感じです。

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このお店、お店の外にはその電気ブランを買える売店もあります。
浅草にお寄りの際は是非覗いてみては如何でしょうか。
今日の私の足どりは大正ロマンに酔ってかなり千鳥足であったことはいうまでもありません(笑)