加賀藩11代藩主・前田治脩が学問の神であり
前田家の先祖でもある菅原道真公の御舎利を祀るため建設された神社です。
兼六園の鎮守とされているだけでなく、相殿に災難除けや金運の神である白蛇龍神を祀っています。
奉納稲荷鳥居は小さな伏見稲荷大社みたいでした。
こちらに寄った目的は、金城霊澤を見るためです。
金沢神社の境内に隣接する湧き水で、奉納稲荷鳥居を降りてすぐの場所にあります。
かつて、芋掘藤五郎が芋を洗ったところ、砂金が出てきたそうです。
その出来事から「金洗いの沢」と呼ばれ、金沢の地名発祥の地とされています。
そして泉はその後、金城霊澤と呼ばれるようになったのです。
思っていたより大きくて、砂金が出てきたからか、お金が投げ込まれていました。
私も芋を洗って金が出てきたらいいのに…としょうもないことを考えてしまいました。
ただ、もし芋掘藤五郎がこちらで芋を洗わなければ、金沢は何という名称になっていたのでしょう。
地名は不思議な縁で付けられることがありますよね。
他の地名も調べてみたら面白そうです。