主治医の診察を初めて受けた日、「僕は、癌だと確信している。」と言われ、
セリア(100均)で《エンディングノート》を書いました。
自分が近々死んでしまうとは考えていませんが、死後に望んでいる事があるのです。
とは言え、体調が悪くてなかなか開く機会も無く…
今日初めて開いてみました。
うーん。
結構盛り沢山で、書ける事が殆ど無い
クレジットカードも、土地も、建物も、お墓も、入りたい介護施設も、何一つ無い
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私は15年以上前に、DV夫の元から逃げました。
独身の時に作った残高の少ない預金通帳と印鑑だけ持って、その他は貴重品も衣類もバックも靴も、パソコンも、携帯電話も、本当に何もかも捨てて逃げました。
そして2度と戻りませんでした。
離婚が成立するまで2年近くかかり、その当時は県外に住所や本籍地があった為、家を借りる事も、アルバイトをする事も門前払いで出来ませんでした。
行政も「警察に被害届を出せば、住民票の閲覧制限なら出来る」と言うだけで、生活保護なんて話さえ聞いてもらえずに本当に冷たい対応でした。絶望していました。
生命保険は、ギリギリの生活の中「県民共済」に加入しただけ。(月に3,000円)
がん保険にも加入していません
私が死んだら、死亡保険金は生きていれば毒母(&弟?)へ、毒母が死んでいたら弟に支払われます。
それは仕方がないこと。(でもせめて弟に受け取ってもらえるといいな)
でもゴリに何もかもお世話になっているというのに、私たちはただの同居人なので、遺すものが何もありません
「何もいらないし、そんなこと考えないでよ。」とゴリは言いますが、私の気が済まない
もし今後、再発や転移があれば自分の少ない貯金通帳は解約して、現金で遺そうと思います。
本当に僅かばかりですけど
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エンディングノートに私が書き残す事はほとんどありませんが、でも強く強く望んでいる事だけでも書いておきたいのです。
毒母は、自身が独身の時からある宗教に心酔しています。
私が物心ついた頃には、死んだ毒父、私、弟を入信させようと毒母は必死でしたが、毒父の拒絶反応が非常に強く、お陰で私も弟も信者にならずに済みました。
でも、事あるごとに毒母は私を入信させようとしてきました。
その度に断っていましたが、私が病気になり様々な検査を受けている時(まだ癌と判明していない頃)「心の中で題目をあげなさい」と毎日電話をしてきました
その後、「僕は、癌だと確信している。」と外科医(執刀医で主治医)に言われ、入院や手術の事を話そうとしたら「入信したら治るから入信しなさい」と言う始末。
私は「病気の人に、宗教をしつこく勧めるのは人間のクズのする事だよ」と言うと電話を切られました
その後、「私はそんな事は言ってない」だの「誤解されてる」だの、いつもの言い訳三昧
毒母が盲信している宗教のやり方で、私の通夜や葬儀をされるのだけは絶対に嫌です
「死んだらどんな葬儀をされてもわからないだろう」「葬儀は遺された人の為にある」なんて良く言いますが、私は嫌です。何が何でも阻止したい。
火葬場で通夜も葬儀も行わない「直葬」を希望しています。
それだけは絶対に叶えて欲しい。
だからエンディングノートを買いました。
そこに書いたから叶うわけではないけれど、自分の意思を残しておきたいのです。
昨日、心療内科でおじいちゃん医師と毒母の話しをしたせいか、久しぶりに “誰かに背後から刺されて殺される夢” を見ました
今夜も見るかも知れない。
でも私は毒母とも病気とも戦う💪
患者さんや、ご家族のブログを読む事が出来ます
私もとても参考にさせていただきました