色々とありつつ、予定通り入院して手術を受けました。

簡単に記録していきます。

 

2022年6~7月の手術から退院までの過去の事です。

 

【手術当日】

朝、外科病棟看護師さんの推してくれる車椅子で手術室へ。

 

➡️コロナ禍の為、病棟は“全面面会禁止”。

術前も家族と会う事は禁止で“家族の待機部屋”の前を通るのでその時に顔を見るだけで言葉も交わせません。⬅️(18時に追記)

 

手術室手前は混雑していて、ザッと数えたら10室以上はあるよう。

様々な声が飛び交い、緊張はどんどん高まるばかりガーン

手術室専門の看護師さん登場。

名前が呼ばれ、生年月日を確認され、病棟看護師さんからバトンタッチ。

中に入ると人がたくさんいて(語彙力…)、慌ただしく動いていました。

私は言われるまま、看護師さんの手を借りて手術台に座ったところで

「○○さん、始めますからね!」と声をかけられたものの、ゴーグルを装着した目しか見えないから、相手がわからない…ガーン

「Sですよー」と言われて、執刀医だと気付き「よろしくお願いします」と慌てて挨拶しましたびっくり

 

「麻酔担当のホニャララです(覚えていない)」と言われ、「麻酔を始めますね」と鼻と口を覆うマスクを当てられ…意識喪失。

 

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目が覚めたのは痛みではなく、歯がガチガチ当たるほどの寒さで体が酷く震え出したから。

即座に何か(電気毛布?)に包まれ、“ああ、あたたかい”と思っていると震えが止まりました。凄く怖かった泣

“シバリング”という症状だそうです。

 

「終わりました。全部取ったからね。」という執刀医の声で目だけ動かして周りを見ると、既にICUに移っていました。

「ありがとうございました。」と言って、また意識喪失。

 

ICUでの辛さは、身体中の痛みと、時間経過がわからないこと、そして口の渇き泣

最初は棒の先に小さなスポンジがついたものを水で湿らせて、口の中を拭いてくれました。

暫くすると「口をすすぎますか?」と、吸い飲みで少しお水を口に入れてすすがせてくれました。

それだけでも「ああ、嬉しい。ありがたい」と思っていたけれど、ある看護師さんは吸い飲みに氷水を入れてくれて、冷たいお水で口をすすいだ時の感動は今でも忘れません爆  笑

「冷たいお水で生き返りました」と伝えると、「次から“氷水ください”って言うといいですよ」と教えてくれたから、あの人は女神様だったと思いますラブ

 

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【手術翌日】

ICUから外科病棟へ移りました。時間の経過は相変わらずわかりませんあせる

執刀医は勿論のこと、麻酔医、薬剤師、リハビリ科などなど、入れ替わり色々な人が来ました。

でも痛み止めの点滴のせいか、頭はぼんやりしていて余り良く覚えていません。

ただ、あの“信用出来そうもない執刀医”が、ひとりでひょいひょいと何度も顔を出して、傷や私の様子を見に来てくれたのは意外でしたびっくり

 

リハビリの人(リーダー&手下)に「ベッドに座ってみましょうか」と言われたものの、少し動いただけで声を上げるほどの激痛がえーん泣

「ベッドの頭の方を直角くらいまで起こすと自分の体も起き上がるので、柵を掴んで足をベッドからおろしてみてください」とアドバイスを受け、激痛に耐えつつベッドに座る事に成功。

「一度で座れるなんて凄いですよ!」と褒められましたが、ただ痛みに耐えているだけで喜びもなく…泣

 

術後は個室を希望していたものの空きがなく「明日は大部屋に移動します」と言われたので、痛みに耐えつつ何度も座る練習を繰り返しました。

後で教えてもらった事ですが、この部屋はナースステーションの目の前にある“術後の患者がICUから移動する為の部屋”(3部屋ある)らしく、そう言われれば個室なのに荷物を入れる家具やテレビはもちろん、トイレさえ無い“ベッドと医療機器だけ”の変な部屋でしたガーン

 

 

そして翌日は予定通り大部屋へ移動しました。