だいぶんとご無沙汰してしまいました💦


毎日に追われ、ゆっくり子育てを振り返る時間も持てない日々で、数ヶ月前のことですら忘れてしまっている状態です💦


なので本当に思い出せる範囲で自分の気持ちを綴りたいと思います🙇‍♀️


私は乳児院で保育士として働いていて、夜勤も妊娠がわかるまでしていました。

なので子育てに対して鷹をくくっていた部分があったと思います。

乳児院では赤ちゃんのお部屋に複数の赤ちゃんが寝ていて、次々に泣いてくる赤ちゃんを1人で対応しないといけない時間がありました。


へその緒がついた状態の赤ちゃんのお世話もしました。

沐浴も数え切れない数の赤ちゃんで経験させてもらいました。

哺乳瓶での授乳も、オムツ替えも、爪切りも、物凄い回数を経験させてもらいました。


だから赤ちゃん1人みるくらい余裕だと思っていた自分がいたと思います。


でも……

実際は想像と全然違いました。


生活全てに赤ちゃん(息子)がいて、自由な時間なんて1秒もありません。

睡眠時間も確保されません。

ご飯をゆっくり食べる時間も、1人気ままにお料理する時間も、ボーッとトイレに行く時間もありません。


1秒でも気を抜けば、赤ちゃんの命に関わる……そんな気持ちが常に心を支配してきます。


旦那さんが仕事でいない時は特に、赤ちゃんが視界から見えなくなることが不安で、バウンサーに乗せて、目の届く所に連れて行ったり、抱っこ紐をしながら用事をしたりしていました。


夜寝る時も、私が寝たら、もしかしたらこの子が乳幼児無呼吸症候群になって手遅れになってしまうんじゃないか……

そんな不安がずっと私の心を支配していました。


職場では、部屋に大人が自分1人きりになることはあっても、声をだせば、誰かが来てくれる環境にありました。

呼吸を感知するセンサーもついているし、こどもの体調など心配なことがあるとすぐに相談できる人がいました。

赤ちゃんが暮らす環境が整った部屋で、ほとんどの危険を取払った部屋で保育できていました。


その有り難さが当たり前になってしまっていて、それが家でも当たり前にあるものだと勘違いをしていました。


保育と子育てはこんなにも違うこと。我が子となると自分にのしかかる責任の重さが違うこと。

本当にしんどかったです。


確かに沐浴は困らなかったし、オムツ替えも余裕でした。

爪切りだって上手にできました。


でもそんな事は対して大切ではありませんでした。

心の余裕がどんどん無くなっていることに気付かないまま、自分の気持ちが追い込まれてることに気付かないまま数ヶ月を必死にすごしていました。


保育士=子育てのプロ

と思われているという考えが強く、弱音を吐けずにいました。


自分の小ささを思い知らされた数ヶ月でした。