職場の非常階段7階から、下を覗きこんでみました。

「あ、いける」

そう思いました。

ふらっと降りられそうな気がしたのです。

飛び降り自殺をする方の感覚がわかったような気がしました。


(写真はイメージです)


「落ちているとき、どのような走馬灯が走るのだろう?」

母、父、弟の笑顔が目に浮かぶと同時に、涙が一筋流れました。


「死ぬのはいつでもいい。

何かやり残した事はないだろうか?

独身のまま、一人で生きていけるのだろうか?」

いまのカレとは結婚できません。

じゃあ、新しいお相手‥‥?


えっと‥‥

どうやって出逢うんだっけ‥‥。