カレが泊まりにきた翌朝、近くのカフェで珈琲を飲むことになりました
ふたりで家を出たのはいいのですが、時刻は9:50
開店の10:00までに着いてしまいそうです
「牛歩戦術で行こうか」
とカレが言うので、
「そうね。牛歩で行こう」
と、のんびり歩くわたし
「でもさー、"牛歩"っていうけど、牛ってそんなにゆっくり歩いてるイメージある?」
「ないかも。闘牛とか、めっちゃ速いよ」
「牛以外に、もっと適した生き物はいないのかなぁ?」
「亀とかは?」
「亀、そうだね。"亀"って、カメ以外に何て読むっけ?」
「キ」
「キ!? キって読むの? 例えば、何ていう言葉?」
「キ‥‥ 亀頭」
カレ、爆笑
だって、それ以外何も思いつかなかったんだもんー
でも、カレがお腹を抱えて笑っている姿を見られて良かったです