加藤シゲアキ『1と0と加藤シゲアキ』
以下のとおり、充実の内容で読み応えがあります
加藤シゲアキ責任編集! 豪華クリエイター陣と共演するスペシャルブック
◆収録内容
・競作「渋谷と○○」 (恩田陸、最果タヒ、珠川こおり、中村文則、羽田圭介、深緑野分、堀本裕樹、又吉直樹)
・対談 (白石和彌、前川知大、又吉直樹)
・インタビュー&対談再録
・戯曲「染、色」
・小説「渋谷と一と〇と」
・脚本「渋谷と1と0と」
・ショートフィルム『渋谷と1と0と』撮影現場レポート
・10年の作家生活を振り返る2.5万字超ロングインタビュー
・《1と0と》撮り下ろしグラビア
・『ピンクとグレー』から最新の雑誌連載までを網羅する全著作ガイド
・作家とアイドルの境界線を紐解く、ライブパフォーマンス解説
・書店店頭から10年を見届けてきた書店員座談会
and more...
(「1と0と加藤シゲアキ KADOKAWA」より一部抜粋)
私のお目当ては、8氏による競作
競作を企画するにあたり、お願いしたテーマはたったひとつだけ。「渋谷と〇〇」。そうさせてもらったのは私の初期作が渋谷を舞台にしていたからだけでなく、作家の方々が渋谷という街の放つさまざまな香りの、一体どの部分を切り取るのか単純に興味があったからです。 (中略) 渋谷に迷い込んで逃げられなくなるような、そんなアンソロジーをどうぞ堪能ください。 (p.32)
この前置きに、わくわくしないわけがない
各氏の競作を読んだのですが、やっぱり私は中村文則さんの「渋谷とビジネスホテル」が好きだなぁ
最後の1文が中村さんっぽくて
内容がたっぷりすぎて全ては読めていないのですが、加藤シゲアキさんの10年間が詰まった贅沢すぎる一冊です
