辻村深月『青空と逃げる』を読了しました
深夜、夫が交通事故に遭った。病院に駆けつけた早苗と息子の力は、そこで彼が誰の運転する車に乗っていたかを知らされる……。夫は何も語らぬまま、知らぬ間に退院し失踪。残された早苗と力に悪意と追及が押し寄せ、追い詰められた二人は東京を飛び出した。高知、兵庫、大分、仙台――。壊れてしまった家族がたどりつく場所は。
(「青空と逃げる (中公文庫) Kindleストア Amazon」より一部抜粋)
さすが辻村深月さん
人物描写がお上手です
滞在先の豊かな自然や風景も魅力的に描かれ、赴きたくなります
正直主人公に共感できない箇所もありましたが、読後『青空と逃げる』というタイトルがぴったりだと実感
清々しい読後感に包まれました
