浅倉秋成著作「糸の人を探して」(『本格王2022』講談社)に、以下のような記載があった
先日従兄弟の結婚式に参列したところ、司会の方が新郎新婦のことを『二人は七十億人の中から見事に結ばれました』と紹介したんです。失礼ながらとんでもない欺瞞だと思いました。
(浅倉秋成「糸の人を探して」、『本格王2022』、講談社、p.291)
欺瞞と思うかどうかは別として、
"何億人から結ばれた"
"何億人から見つけた"
という歌詞は、たくさんある
一億人から君を見つけたよ
(「粉雪」 レミオロメン)
80億人の1から
この広い地球(ほし)で見つけたよ
たったひとり きみのことを
(「80億分の1」ソナーポケット)
75億分の一人と
一人が出会って恋に落ち
(「Stand by me, Stand by you.」 平井大)
74億人から
たった一人だけ
君のことを
選んだんだ
(「74億分の1の君へ」 HKT48)
好きな人のことを想って、"何億人の中から見つけた"だなんて思わないけれど、
数え切れないほどの出会いの中で
通り過ぎるだけの人もいるのに
(「Be...」 Ms.OOJA)
これには、共感できる
Ms.OOJAの「Be...」は、名曲
カレにも好きな曲として何度か話をしているのだが、
カレの頭の中で、
ooja → おおじゃ → おうじゃ → 王者 → キング
と謎の変換がなされ、
「あの歌、何だっけ? BBキングだっけ?」
と真顔で言ってくる
いや、だから、Ms.OOJAの「Be...」だってば
というやりとりを2回した
もう、いったい何なんだ‥‥ 笑
