嫌な過去を思い出して書いています。
読まれた方も不快になる可能性がございますので、予めご了承くださいませ。
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約20年前、しょっちゅう痴漢にあっていました
その数、50回以上
スカートの上からお尻を触られるのは、「またか‥‥」という感覚
電車内だけの被害ならまだしも、下車後ついてくる人は、本当に質が悪い
こういう人は、露骨に誘ってきます
「これからどこ行くの?」
「休憩していかない?」
「家は近いの?ひとり暮らし?」
恐怖を覚えながらも、無視を貫きます。
幸運なことに最寄駅近くに交番があるので、ガン無視しながら交番のほうに向かうと、皆離れていきます
何せ、そいつはナンパ男ではなく、痴漢男ですから
胸元が少し広めの服を着ていた際、服の中に手を入れられたこともありました
下手に抵抗すると胸が見えてしまうので、5分間ぐらいまさぐられました
満員電車で大ごとにならないよう抵抗するのは至難のわざです
出勤時、耳を舐められたこともあったなぁ‥‥
最悪な朝でした
そして、一番腹が立ったのは、お尻を触られ続けた後に「いれてやるから次でおりろ」と言われたとき
そんなに欲求不満女に見えましたか?
腹立つやら恥ずかしいやらやるせないやら
顔を真っ赤にしてずっとうつむいていたことを覚えています
黄土色っぽい変な色のスーツを着ていました
職業は知りませんが、こんなヤツが普通の顔をして働いていることに恐怖を感じました
「声をあげたり、抵抗をしたりしないのか?」という疑問の声が聞こえてきそうですが、当時はコロナ前‥‥
身動きがとれないほど、ぎゅうぎゅうの満員電車です
声をあげれば周りの人は助けてくれるかもしれませんが、電車遅延につながり、不快な思いをする方も多くいらっしゃるでしょう
私にはその勇気がなく、できませんでした
痴漢が多いことで有名な埼京線
嫌だなぁ‥‥と思いながらホームへの階段をおりていると、すれ違いざまにお尻をつかまれました
「もう‥‥!??」と
あの脱力感は忘れません
