知人とショッピングモールを歩いていると、笹竹に短冊が吊るされていた七夕キラキラ




「私たちも書いてみる?」
と知人が言うので、その場のノリで
「書きましょうか!」
と答えたデレデレ

が、何を書けばいいのか思いつかないチーン


皆が書いているものを参考に‥‥と見てみる七夕飛び出すハート

「セーラームーンになりたい」
――  月に代わっておしおきしたくないゲッソリ

「好きな人が欲しい」
――  一応、いる真顔

「プリンセスになりたい」
――  プリンセスになった自分を思い描けないチーン

「世界一幸せなパパママになろうね♡」
――  これは惚気だ笑い泣き


暫しの沈黙の後、
「とりあえず‥‥、一旦お手洗いに行こうか」
知人の言葉に賛同し、お手洗いへと向かう鏡


さぁ、短冊に何を書こう?


「お腹まわりの脂肪がなくなってほしい」
「顔がひとまわり小さくなってほしい」
「文才が欲しい」
「ポジティブになりたい」

「人付き合いが上手になりたい」

「うまく生きられるようになりたい」‥‥‥‥‥

もはや、己のコンプレックスと向き合う時間になっている笑い泣き


七夕飾りのもとへと戻り、緑色の短冊に力強く書いたのは、
「世界平和」鉛筆キラキラ

 

‥‥うむ、やっぱり、これに限る真顔

 

 

 

↓巾着は、お金が貯まることや商売繁盛を願った七夕飾りのひとつだそうです。