季刊紙『大伊奈利(おおいなり)』が送られてきたので、パラパラと読んでいたら面白い記事が載っていた。


なんとフィンランドにINARIと言う地名の村があるそうです。
そのINARI村には、ヨーロッパ最後の先住民族の一つであるサーメ人が暮らしているらしい。


フィンランドには、
『北の大地 夜の雪原を
豊かで大きなしっぽを揺らして走る白い狐
その名前は「レプ」
その尾が大地に触れるとき
火花となって夜空にまきあがり
天空に妖しい光を放つ
これを見た人は
「狐火」が現れたと驚いた』

と言う伝説があるそう。

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※画像は「ホワイトフォックス(北極狐)」
季刊紙『大伊奈利』より転載※


夜空に現れる妖しい光…オーロラを見るのに最適な場所がINARI村。

 
また、フィンランド語の発音は日本語に近く、綴り通りの発音で、多くの同音異義語が存在するそうです。
が、日本語とフィンランド語の表面的な発音の一致は、単なる偶然とアカデミックではみなされているとの事。



それにしても…

日本にも稲荷(イナリ)と言う地名や山名があり白狐信仰がある。
そして、フィンランド国にINARI(イナリ)と言う地名と白狐伝説。
単なる偶然なのだろうが…
様々に妄想するのも楽しいものだ(笑)
滝沢馬琴「南総里見八犬伝」の舞台の一つ。
南房総市富山(とみさん)にある【伏姫籠穴(ふせひめこもりあな)】へ行ってきました。
 
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『伏姫籠穴は、いつ、だれの手により、掘られたものなのか・・・? それは今なお、謎のままである。
伏姫籠穴の【籠穴】という言葉は、多くの文献により、【籠窟】【岩窟】【祠】【洞窟】など、さまざまな言い方がなされていることはおもしろい。
さらに不思議なことは、伏姫も八房も文学の中に登場する架空の主人公であるはずであるが、現実にこうして伏姫籠穴が我々の眼前に存在する事実をどのように理解すればよいのか、まことに神秘的であり幻想的と言えよう。物語に書かれた空想の世界と、現実との狭間に立つ時、伏姫籠穴は私達に何を語りかけようとしているのだろうか・・・。』「伏姫籠穴」案内板より。


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山門から伏姫籠穴までの途中にある【伏姫舞台】

舞台は八角形になっており、八柱それぞれに八犬士の名前が書いてある。
床板には、八つの丸形石が埋めてあり、それぞれに「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」が刻まれている。


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【伏姫籠穴】
 
飼い犬・八房が里見義実の息女・伏姫を背負って辿り着き、暫く共に暮らしたとされる富山の窟。

伏姫たちが辿り着いた時、富山はとても陰気な山だったらしいが、この窟の中で、伏姫が延々と法華経を読誦している内に山の氣が晴れていったそうです。
 

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【伏姫籠穴内部の様子を書いた案内板】

窟はとても暗く…中に、白い珠一つと八つの珠(仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌)が配置されていました。
 
この伏姫籠穴の山門より、少し登ったところに「八犬士終焉の地」とされる場所がある。
 

…うむぅ。。。「南総里見八犬伝」は創作話。窟だのなんだのが存在するのが不思議。



 【おまけ】
 
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帰路は、金谷港より(最寄り駅は浜金谷駅)フェリーに乗船。久里浜経由で帰宅。

画像は、船上より見た夕日。

翌朝…午前4時に起床。
 
4時半から本堂にて「月輪観」
月の絵を見ながら先達の誘導の元、瞑想をします。

その後、境内諸堂参拝…が、土砂降りの雨(ノ△T)
 
朝食後、写経と法話傾聴。

今年は写経中に倒れなかった!ヽ(´∇`)ノワーイ
昨年は、写経中にぶっ倒れ、途中リタイアした経験が…(;^_^A
写経を無事に終えた事が何よりも嬉しかった☆
この後も参加出来る事が本当に嬉しかった…(ノ△T)
因みに、この時の写経は、墨を摺る所から始まります。
墨を摺る薫りが、とても好き♪
墨の薫りを嗅ぎながら、無心に摺るのが好き♪
けど、思う様な濃さにならないのが珠に傷…(笑)
 
今回の法話は、前橋のお寺の副住職の尼僧の方がいらしての「七施」から「和顔 愛語」中心のお話しでした。
 
昼食後、下山。雨も止んでおり内心…(以下略(笑))

お世話になった僧侶の方々へご挨拶と法楽。

途中、金比羅平にて法楽。

麓近くで柴燈護摩を修し、不動院にて最後の法楽。

 
そして、解散!

今回は、無事に終える事が出来て、本当に本当に嬉しかった。
今回で3回目となる参加でも、内心、ビビりながらの参加でしたもの(笑)
昨年の事が本当にトラウマになるか?と思う程、引っかかってましたから。


また、休憩中には他の方々と様々なお話しが出来、大変、勉強になりました。

勿論…自分自身の甘さや我が儘な心を見つめ直す時間がたんまりとあった…
ふと過る傲慢な想い…ぶり返す想い…

まだまだ未熟モン過ぎますでしょ私。。。orz


体力も落ちていたしね(ρ_;)



最後の最後に…

以前から親しくさせて頂いております方々と蕎麦屋で、お疲れさま会♪(*^o^*)
実は、これが一番楽しかったかも(爆)←氣楽だからな。