ユーロ/ドルは1.17ドル半ば、豪ドル/円は95円前半、ドル/円144円後半。注目の米雇用統計は好感され、利下げ観測が後退しドル買い優勢となりました。米経済の底堅さを再度示す内容となりリスクオンの動きとなっています。また減税歳出法案では下院でも可決され、大統領に送付。NYダウは上昇で44828.53ドル、ナスダックも上昇で20601.10。原油は67.00ドル、金は3342.9ドル。米非農業部門雇用者数は+14.7万人で予想は+10.6万人、失業率は4.1%で予想は4.3%でした。他にも新規失業保険申請件数、ISM非製造業景況指数なども好感されています。トランプ米大統領 は「FRBパウエル議長、利下げしなければ辞任を」と発言。ボスティック米アトランタ連銀総裁は「労働市場は広範に健全」「関税による物価への影響は1回のイベントにとどまらない可能性もあり、インフレ が長引く可能性」「インフレ上昇が期待を変動させるリスクがある」。ベッセント財務長官 は「参院選を控えている日本は建設的な交渉を阻害している可能性も」「ここで利下げなければ、9月に大幅利下げの可能性も」「2、3日内に通商交渉で多くが合意する可能性」と発言。

 

株 米法案可決

 

米議会下院は3日、減税や不法移民対策の強化といったトランプ大統領の目玉政策を盛り込んだ法案を賛成多数で可決しました。上院は通過しており、トランプ氏の署名で成立します。ただ法案が実行されれば、財政赤字は今後10年間で3兆4千億ドル(約490兆円)増える見込み。日経平均は4万円前後の攻防か。

 

 

本書籍好評発売中!
『初心者でも失敗しない 勝てる!長期型FX 簡単・安心・着実な資産運用のルール』長期型FX
FXは少額ででき、不安要素が少ない投資商品です!
忙しくてヒマがない人も、ほったらかして資産がどんどん成長する運用法!
 
 
※Kindle、楽天、三省堂、紀伊国屋など各電子ストアにて発売中です