ユーロ/ドルは1.05ドル半ば、豪ドル/円は95円後半、ドル/円は149円後半。注目の米雇用統計は好感されましたが、失業率は予想を若干上ブレでネガティブに反応した部分も。次回での利下げ織り込みは80%を超えており、ほぼ確実視されていますが、CPIの結果も注視されています。日本の利上げ織り込みは若干後退。NYダウは下落で44642.52ドル、ナスダックも上昇で19859.77、原油は67.20、金は2659.6ドル。非農業部門雇用者数は予想+20万が+22.7万に。平均時給は予想3.9%が4.0%でいずれも予想を上ブレ。ただ失業率は予想4.1%が4.2%で若干悪化。ミシガン大消費者信頼感指数や1年期待インフレ率は予想を上ブレ。ボウマンFRB理事は「注意深く、段階的な利下げを支持」とハト派的。米クリーブランド連銀総裁は「現時点で、1月末までにあと1回の利下げを予想」「中立水準にあまり遠くない可能性」。米シカゴ連銀総裁は「12月連邦公開市場委員会(FOMC)では全選択肢が検討される」「今後の会合で利下げか見送りかの決定は紙一重」米サンフランシスコ連銀総裁は「労働市場は依然かなり良好、均衡している」としており若干タカ派スタンスが多い印象。
株 アサド政権崩壊
シリアのアサド大統領がロシアに亡命で、アサド政権崩壊。ロシアにとって痛手で、今後中東への影響力低下が想定されます。シリア内戦が終止符を打つかどうかが今後注視されます。日経平均は39000円台前半で、ボックス圏内。今週は米CPI、来週は日米の金融会合が予定されています。
