痛みで全然眠れない。痛みがマシになると眠くなって、また痛みで目を覚ます。
助産師さんが痛み止めをくれたけど、
「赤ちゃん、自然に出てきちゃうときもあるから」
と言われたので、痛みがはっきりわかるように痛み止めを我慢した。
でも眠れない。
痛くて、辛くて、泣けてくる。
旦那に、「明日頑張らないといけないんだから寝ないと!」と言われて、痛み止めを飲んだ。
それでもあまり寝れなかった。
2014年2月25日午前8時。
朝から陣痛促進剤を入れる。最初は生理痛程度の痛みだった。
旦那と母の三人で、病室で待機。張りは常に3分間隔くらい。
午前11時。二回目の陣痛促進剤を入れる。
「赤ちゃん、出ようとしてるね。」と言われた。やっぱり居心地悪いよね。
きっと苦しいに違いない。
痛みが増してくる。動けなくなるといけないからと、分娩室に移動した。
正午。このときくらいから痛みが尋常じゃなかった。間隔はすごく短い。どんどん痛くなる。
声を出さずにはいられない。泣かずにはいられない。
義母も来てくれたようだけど、痛みで全然気づかなかった。
母と旦那がずっと隣にいてくれた。
どうしてこんなに痛いんだろう。
こんなに痛いのを我慢しても、わたしは赤ちゃんの声を聞くこともできない。
本当なら心待ちにしている出産も、わたしにはただの別れへのカウントダウンだと思った。
なんでわたしは元気な赤ちゃんを産めなかったの。
どうして声を聞けないの。
そればかり頭に浮かんで泣けてくる。
痛みがピークになって、破水した。そのあとすぐ赤ちゃんが出てきた。
見なくてもわかった。
涙が止まらなかった。こんなに声をあげて泣いたのはいつ以来だろう。
先生はすぐに赤ちゃんを見せてくれた。
2014年2月25日午後12時50分。
身長17cm。体重121g。
とってもとってもかわいい男の子。きっと旦那に似ていただろうな。
元気に産んであげられなくてごめんね。
でも、こんなにも愛していること、どうかわかってね。