四巻
三巻でハデス様との秘密ができたコレットさんは、いつもの生活に戻って往診の日々です。その行き帰りの途中、白水仙が咲く一帯に目が行きます。今まで気づかなかった花に気づく……もうアレですよねニヤニヤ。好きな人ができると世界が輝いて見えるのよね、わかるわ。
昼間の仕事を終えて冥府に行けば、やや不機嫌な様子でベッドに横たわるハデス様。そこで白い水仙をお土産だと渡したら機嫌がよくなって、ほんのり笑顔で起き上がり「お前の方が似合う」とか言っちゃってコノ。
そんな振る舞いに戸惑いながらこの日は帰宅して、翌日、村の助産師さん二人が骨折!何故!w
薬師と助産師は領分が分けられていて、ベテラン助産師と若い助産師のあわせて3名がこの村にはいますが、うち2名がこの負傷のため業務に就けない。そこで、コレットさんと弟子のポーラちゃんに助産師を頼みたい、とベテラン助産師。それはさすがに、と戸惑いますが、柊ちゃんからの励ましの手紙やハデス様の後押しもあって覚悟を決め、村の妊婦さんのサポートをすることになります。
けど妊婦さんよりも若い薬師という事もあって、妊婦さんのミーナさんとは信頼関係が結べないまま。信用されてないのを知って落ち込んでいるコレットさんへガイコツの放った言葉が、わたしは刺さりました。
「傲慢じゃ」。そうなの、傲慢なのよ。作品の冒頭のコレットさんは、誰に対しても真正面から対応する正直な人だけど、時折傲慢でしたからね。そのコレットさんがハデス様のお側を許されるまでは時間もかかったわけです。ハデス様を怒らせたり追い出されたりしながら、めげずにハデス様が何を好んでどうしたいのかを理解しようと動いてきた結果の、お側なわけなのよ。ガイコツはコレットさんを不敬だなんだと言うけれど、ちゃんと見ていてくれてる。デキる家来!
そうしてミーナさんときちんと向き合って信頼関係が築けてお産が近づいた頃、ハデス様が言うんです。
「お前がこれから迎えるのは、いつか冥府を旅立った魂」
ふぁー!冥王様だ!!!神様っぽい!!!思いましたね。そのシーンも好きなんですが、わたしはこっちを選びました。
お産のサポートも無事に終えたコレットさんは久しぶりにお休みをもらってハデス様と街へお出かけします。そこで病人が発生したので救護したところ、変な問題に巻き込まれてしまうんですが巻き込まれた先でハデス様が言うんですよ…
空の無い冥府に突如として舞い降りてきた青い服を着たコレットさんは、ハデス様にとっても晴れ空そのものなんだろうなーーー!!!とキュンキュンで苦しいです。
コレットさんのことを好きだと自覚していないものの、ハデス様が嫉妬に駆られます。普段冷静な人の嫉妬ってとても美味しいんですよ←
巻き込まれた問題はハデス様のこの嫉妬で一応の解決?となります。
(画像:「コレットは死ぬことにした」4巻 幸村アルト著)
五巻
えっ、もう五巻は第一の聖域みたいな位置付けでいいと思うんですよ←なに言ってるんだ
風邪を引いて冥府に落ちてきた酒神ディオニュソス。冥府は暗くて嫌だ、ガイコツはしゃべってるし、と家来を侮辱したものの、コレットさんの機転で冥府で治るまで看病する事になります。その日々の中で、ディオニュソス様はいち早く二人の関係に気づくんです、皆さん!
こんな風に二人の親しい様子を目にしていたら気づきますよねー。
で、ハデス様にちょこっとそれについて聞きます。ハデス様は答えられず、でした。
そのディオ様が快復し、俺の快気祝いだと宴会を計画します。3人だけで飲もうよ、二人も仕事忘れて話そうよ、と。それで二人ともオッケーをし、当日はおめかしをしてディオ様の天界の島へ行ってみれば、天界あげての大宴会になっていてビックリ。
このおめかしの様子はぜひ本編を読んでいただいて!かっわいいんですよ、ハリーお手製のコレットのおでかけ着はおへそが出ていてフワッとしてキラキラして可愛いの。ハデス様がつけた飾りとお揃いの飾りを髪につけて、さりげないペアルック!その様子や、この後の私の好きなシーンの全貌などは漫画アプリやコミック本誌で、ぜひ✨あ、5巻の表紙がこの時のおでかけ着です。
せっかく、月夜に〜〜〜ってハデス様が言ってくれたのに、名も知らぬ女神は大勢いるし、ビンゴ大会もやるしで大賑わい。すり寄ってきた女神の中に一人、ハデス様と親しげに話す女神がいて、彼女に嫉妬心を抱いていたらハデス様に見抜かれてしまいました。見抜いたハデス様がしたことは、なんと……!
もうここからは甘々でイチャイチャでアレよ、手のひらにキスしたり、女神達も脈無しだわ、と席を外すくらいでね、ええ、ええ。冥王の寵愛は欲しいけど冥府は怖いと近づかなかったくせにこんな時ばかり気安く近づいて来んなし、みたいな感情を抱きましたよね私が←
そしてこのセリフ、このシーンが好きです。これは月夜の宴会前のシーンです。コレットさんが言うように、あの日呼び止めてくれていなかったらこの村に腰を据えなかったし、そしたらハデス様とも出会わなかったわけですよ…この辺りの気持ちを、崖の上の水仙のところで話してもいます。※あなたが呼び止めてくれた、の「あなた」とは、村の婆さんアドナさんの事です。呼び止めた経緯はぜひ本編で☺️
そのアドナさんは、ディオ様が引いた風邪と同じ風邪?に罹り診療所に運ばれてきたんだけども、アドナさんはアドナさんでとある事からコレットさんの世話にはなりたくないのだと治療を拒絶していました。でも色々あって↑こういう会話ができてわだかまりが溶けました。ですが、この会話のあとにもコレットさんの恋を後押しするような事をアドナさんが言ってくれています。それもぜひ本編で!
そうして月夜の宴会から先に帰ってきたふたりは寄り道をしています。
はぁーーー!全巻中、トップ5くらいにこのシーン好き…この時のセリフもかわいいし、満月、二人きり、ハデス様の衣に包まれてるコレットさん…かわいいかわいい。
これを言いたいがためだけに、この好きなシーンランキングの記事を書こうと思ったんです。美しいシーンでしょう!このシーンから構想を得て二次創作も捗りました。
聞こえてくるのは風の音とコレットさんの寝息だけなんですよ、きっと。そしてこの告白を聞いているのは黄水仙とお月様で、コレットさんはハデス様の腕の中でスヤスヤと安心しきって眠っていて、安心しきって眠られているハデス様の男としての矜持とか、なんかもう色々と滾りません?滾りますよね興奮しますテンアゲってこういうこと?っていま思います。
どうしてこの美しいシーンを、画集やネップリに入れてくださらなかったのか…解せません。が、もういいわ、5巻を開けばいつでもこれが見られるっ←
六巻
六巻ではとても大事な出会いがありました!
まず、コレットさんは第二の故郷である、師匠の診療所のある街へ旅に出ます。経緯が急すぎて冥府へ顔を出せないままアレよアレよという間に出立。その際のこのシーンが泣けます。コレットさんも泣いていたけどね、始めは故郷を失くしたんだけど、アンノ先生に居場所をもらって、義兄義姉達に居場所をもらって、薬師として学び独り立ちをしてからは今の村で立場を築いてきて。
ハデス様が150年ぶりに天界へお出かけした夜は、村でもお祭りでした。二人の弟子が幼馴染と祭りに出かけて行く様子を眺めながら、ここは私の居場所じゃない…みたいにセンチメンタルになっていたけど、ちゃんとコレットさんの故郷になってたじゃん(´;ω;`)ブワッ って泣けたんですよ…今も泣いちゃう。
そんな風にはじまった旅の冒頭でとても大事な、のちに重要になる出会いがありました。このやんごとなきお方…
いいですか、この出会いを覚えていてください。きっとですよ…。
やんごとない方を無事にお連れの方達に引き合わせたあと、ようやく冥府へ顔を出しますが、初めての旅と長時間歩いた事で衣服も靴も脚もボロボロ。冥府でケアを受けた夜、皆んなでハデス様の夕食を囲んでワイワイと楽しい時間でした。そこでポロッとでたセリフ。
冥府は暗い、死者の国だ、奇妙な骸骨がいる…こんなマイナスなイメージに晒されてきたから、こんなこと言われてとってもうれしかったんですよね、ハデス様。
次は七巻から九巻までです🤗












