「そんな日も来るだろう

不安で眠れない夜も有っただろう

高鳴る心臓の音に引かれ

何も出来なかった夜

思いきり泣いて目が覚めると

全てが解決していると言う

当てのない希望を抱き

夢うつつ

泣いて また泣いた夜

誰かに 泣き尽くしたか

と尋ねられても

首を振って しばらく喉がつまりそうな

そんな夜

そんな沢山の夜を送り

ここまで来た私は

もう泣かない曖昧な歳に留まっている

思いきり泣くには歳をとり過ぎ

泣かないには幼な過ぎる歳」



「幼い頃 夢見た夢は何だったか

海を分けて進む海賊団の船長

高い城に住む じゃじゃ馬姫

どんな事にも本気だった時代が有ったのに

あの日を懐かしがるだけでは

私の想像がもったいない

あの日の空想をメモしてみます

純粋な時代の飾らない台詞が

誰かの心に触れることを願いながら」


「幼かった私へ

寂しさを隠すのに必死だった

幼かった私へ

自分たちは大人になる途中だと

自分たちは一生会えないかもしれない朝を

待っているんだと

朝は来る

だけどお前が夜なら

お前たちの朝は来るのだろうか

だから太陽を見て

よそ見はするな

陽の光の下が似合う子だよ」


「子供へ

さえずる泉のように清らかな子だ

汚れ無く純粋に育っておくれ

世界はあまりに煩いから

お前はお前だけの青春を生きろ

耳を塞いで

視野を広げて生きろ

私の言葉すら聞こえなくていい

子供よ

お前の人生を美しく生きてくれ」