mikkoのキャリアストーリー

【外的キャリアと内的キャリア】

外的キャリアは、履歴書やエントリーシートに記入できる情報であり、他者が評価しやすいキャリアの側面です。また、外的キャリアは個人の市場価値を判断するための基本情報としても機能します。

①職種:個人が従事している仕事の種類
②職位:組織内での地位や役職
③技能:専門的なスキルや能力
④実績:達成した成果や貢献
⑤年収:収入や報酬
⑥学歴:教育の背景
⑦社歴:これまでの職務経歴
⑧人脈・影響力:ビジネス関係や社会的なネットワーク

外的キャリアを整理する際には、「エンプロイアビリティ」、つまり企業に雇用され得る力を理解することも大切です。自分が社長だったら自分を雇いたいか、という視点を持つことがポイントとされています💕

しかし、外的キャリアだけに重きを置くと、内的キャリア(個人の価値観、動機、想い)に沿わないキャリア選択をしてしまう可能性があります。

そのため、外的キャリアと内的キャリアのバランスを考え、納得できるキャリアを歩むことが重要です🍀

内的キャリアを見つけるためには、自己分析やアクションを通じて、自分が何に興味を持ち、どのような仕事にやりがいを感じるか、どのような人間関係で仕事を達成した時に満足感が得られるかなど、自身への気付きを得ることが重要です。

内的キャリアを見つけるための方法はいくつかあります。以下に、自己理解を深め、内的キャリアを明確にするためのステップをご紹介します😊

①自己分析
▪️過去の経験や行動を振り返り、自分が何に興味を持ち、どのような仕事にやりがいを感じるかを考える。
▪️自分が満足感を得た瞬間や、逆に不満足だった時の状況を思い出し、その原因を分析する。

②動機と意識の認識
▪️日々の業務を行う上で、自分がどのような動機や意識を持っているかを意識する。
なぜそのやり方を選んだのか、どのような価値観がその背後にあるのかを考える。

③キャリア・アンカーの明確化
エドガー・H・シャインが提唱したキャリア・アンカーを用いて、自分のキャリアのよりどころとなる価値観を見つける。

管理能力、技術的・機能的能力、安全性、創造性、自律と独立、社会貢献、全体的な調和、チャレンジなど、8つのカテゴリから自分に合ったものを探す。

④働く意味の再考
▪️仕事に対する価値観を14項目で振り返り、自分のエネルギーを掻き立てる動機を見つける。
能力の活用、達成、美的追求、愛他性、自律性、創造性、経済的価値、ライフスタイルなど、自分にとって重要なものを見極める。

⑤感情を探る
▪️自分が感情を強く動かされる瞬間を振り返り、その背後にある価値観や動機、想いを探る。
▪️喜び、悔しさ、没頭、褒められること、辛さ、空しさ、恥ずかしさなど、様々な感情に注目する。

⑥行動の変化
▪️「なんとなくの方向感」に基づいて行動を起こし、その結果を通じてキャリアの軸を徐々に明確にしていく。
新しい経験や挑戦を通じて、自分の内的キャリアがどのように変化するかを観察する。

これらのステップを踏むことで、自分の内的キャリアを見つけ、より充実したキャリアを築くことができるでしょう。

ご自身の内的キャリアを見つける旅に、幸運をお祈りします。

自分の人生のハンドルは自分で握り人生の主人公へ🌈